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二月最大のニュースといえば

 やっぱり17日開票された京都市長選かな。なぜって?
 なぜってもうちょっとで勝ちそうだったからです。
 どんぐらい「もうちょっと」だったかというと…

得票率0.2ポイント差

 日本共産党の応援した中村和雄氏が15万7521票
だったのに対し
 自公民社が相乗りした門川大作氏が15万8472票
その差951票、なんと得票率で0.2ポイント差だったんです!

「自公民社」相乗り候補って…

 日本共産党が強いところでは、いまや自民、公明プラス民主というのは不思議じゃありませんが、そこに社民まで入るなんて…いったいどういうことでしょう。
 日頃、日本共産党は社民党や市民政党を名乗る団体などから“共産党は我を通して一緒に組もうとしない”などといわれます。
 しかし実態はこういうことなんですね。
 民主党が絡んでいて平和問題や暮らし問題で合意に至らないような選挙では“共産党は協調性がない”などというのですが、いよいよ平和と暮らしの花が咲く直前の選挙では一緒にやるどころか社民まで自公と組むような力が働くんです。

事実上の社会変革

 しかし、負けはしましたが事実上の社会変革が起きますね。これだけの世論の高まりを前に京都市政は下手な政治を打てません。
 なんたって広範な市民運動のもと、政治勢力では日本共産党だけで自公民社を追い詰めたのですから。
 この動きは必ず地方や大都市でも高まると私は考えています。この杉並でもその兆しがあります。
 夜明け前を感じさせてくれた点で二月のビッグニュースでした。
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