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3月10日は東京大空襲の日でしたね。

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 区役所で3.10ロビーコンサートが開かれました。
 正午、一分間の黙祷を捧げました。
 
 議会に追われてハッと気づくと東京大空襲の日が過ぎています。
 たった二時間で10万人が命を落とすということが、戦争とはいえ、どれほどの異常な行為か。
 第二次世界大戦末期、日本の上空を完全に支配したアメリカによって行われた無差別の超大量殺戮でした。

暴力は暴力の介入を許す

 現代国際社会では戦争は違法とされています(それまでは国の権利かのように列強によって侵略が行われました)。
 第二次世界大戦時もすでにパリ不戦条約(1928年)が出来上がっていました。
 1919年にはすでに、ロシア帝国を革命したソ連が植民地の開放という歴史的事業に足を踏み出していたときでした。国際的には植民地解放の機運が高まっていたんです。
 ですから日本が行った戦争は列強が植民地の数を競い合った時代の戦争とは違いがあります。
 日本の侵略戦争は逆にアメリカのいい標的に…。異常な侵略を進める日本には異常な攻撃をとばかりに東京大空襲や原爆投下がアメリカの中で正当化され、ポツダム宣言という“軍国主義から民主主義国家への転換”の約束もやぶられ、日本はアメリカからの支配を受けることとなります。
 暴力が暴力を呼び込んだのです。

良質のスペシャル番組が

 日本の侵略戦争にまつわるもろもろの悲惨な出来事は、どっちが悪いにとどまらず、戦争自体の愚かさに目を向けていかねばなりません(侵略された国への補償は当然の前提として)。
 そういう視点でのテレビ番組が今年もいくつか組まれたようですね。TBSの「東京大空襲−語られなかった33枚の真実」などは話題になっています。
 日本には「戦争」という問題においては、まだまだ良識あるジャーナリストや報道媒体が存在しています。
 3月10日、平和を語る大事な日にしたいですね(過ぎてますけど…)。
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