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原田あきら
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イラク戦争から5年

 暴力でなく対話と支援の国際関係を

 5年前、私は南阿佐ヶ谷の駅前でアメリカは開戦してはならないと訴えていました。
 しかし、非情にも私の携帯電話は鳴り、「アメリカがイラク侵攻を始めた」と連絡が入ったのでした。
 戦争の大儀であったイラクとアルカイダとの関係はなく、大量破壊兵器さえもなかったことが判明。歴史的に語り継がれるであろう愚かな戦争です。

100万人の死者

 イラク戦争の死者は、爆撃など直接的に殺されただけでなく、イラク戦争に起因した内戦勃発や飢餓、衛生面の悪化などによる死者数も計算に入れることが最近では多いようです。
 すると、明らかにイラク戦争の影響で死んだとされる死者数は100万人にのぼることがわかりました。
 さらに500万人の難民が発生しています。この難民のほとんどが食料配給なしで過ごしていることから、最悪の事態がすでに予想されており、国連から警鐘が鳴らされています。

テロの発生は50倍に

 対テロ戦争といいながら世界のテロの発生数はイラク戦争の前と後で実に50倍となりました。
 イラク戦前は世界で208だった発生数がイラク戦後の06年にはなんと1万4338件。そのうちイラクで起きたテロは6638件ですから、まさに世界にテロが広がっていることを示しています。

暴力では何も変わらない

 暴力で暴力はなくせない。
 このことはわかりきっていたはずです。山田区長もあの戦争を容認した政治家の一人。平和都市宣言の区長としてその誤りを認め、対話と支援こそ、いまのイラク情勢には必要であることを知るべきです。
 私もこのことをさらに広く日本社会に広めるため、努力を決意します。
(08.3.20)←これから日付を入れることにいました。
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