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後期高齢者医療制度
杉並区役所に電話殺到!
5800本!!
悪魔の医療制度、後期高齢者医療制度に対し、区には苦情が殺到しています。
3月17日ごろから新しい保険証が区民に届き始めました。
4月4日までに窓口に1700人、電話に4100件の問い合わせで合計5800件。
苦情など怒りの声が渦巻いています。
どうせ死ぬのだから
と医療費を抑制
厚生労働省の担当官は“75歳以上の高齢者はいくら医療費をかけてもそのうち亡くなる。その医療費を抑制する仕組みがこの制度だ”と報告しています。
耳を疑いますよね。
日頃「愛国心」を強調する政府が、それこそ戦後の日本を支えてきてくれたおじいちゃんおばあちゃんに対し、“どうせ死ぬんだからあまり医療費を使うな”と迫る…血も涙も無いとはこのことです。
制度創設の幹部に元杉並区の課長
なんと恐るべきはこの制度の創設に携わった幹部に杉並区の元課長の土佐和男氏が入っていることです。
区の課長時代、国民健康保険の資格証明書(10割負担)を大量交付した人物です。その非情な実績がかわれてか、厚生労働省から引き抜かれていきました。
石川県での講演会で土佐氏は
「医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただくことにした」
と語っています。高齢者が医療にかかることは罪に思えとばかり…。
冷たい政治、二枚舌の政治に審判を
この制度に国会で賛成したのは自民党と公明党です。
この杉並区では国会で反対していたはずの民主党も関連議案に賛成しています。
自公の冷たい政治、民主の二枚舌の政治、どちらも許せません。
いよいよ腰のすわった暖かい政治を貫く日本共産党を国政で伸ばさねばならないときではないでしょうか。
“後期高齢者”だけが声を上げればいいのか
区への苦情・問い合わせは5800件。多くの高齢者が怒りの声を上げています。
しかし、“後期高齢者”だけが声を上げればいい問題でしょうか。
おじいちゃんおばあちゃんの命を守れ! 日本の医療制度を守れ! と私たち若い世代も声を上げるときではないでしょうか。
そもそもこの制度の最大のターゲットは今の団塊の世代。この層が75歳になったとき5兆円の医療費を削ろうという目標を掲げてつくられたのです。
『長生きしてくれてありがとう』といえる社会のために、日本共産党はあらゆる世代の政治的接着剤として働きます。
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