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春の阿佐ヶ谷団地
南阿佐ヶ谷から徒歩2分とは思えないこの環境。本当にすばらしいですね。
「青い空 白い雲…」なんて枕詞から質問を始める議員がいますが、本当にここ阿佐ヶ谷団地(正確には阿佐ヶ谷住宅ですが土地っ子は団地といってきたもんで…頑固に)には青い空と白い雲があります。
住宅と公園が一体となったような空間です。
ところがこの花や公園は住民の創意工夫と努力によってのみ維持されています。
行政の支援は無いのです。
桜が散って青々とした新緑が木を彩るとき、いよいよ阿佐ヶ谷団地の最高の季節がやってきます。
ぜひご覧になっていただきたい!。
といっても民有地なので私が勝手に見に来いとはいえないのです。
こうした広場を区が買い取ることはできないのでしょうか。誰でも入れてしかも住民との交流もあるような公園にしてほしいですよね。
そしたら誰かが住宅の一つをレストランとかにしちゃったりして…たまりませんね。
住宅と公園が一体となったあたらしい空間創造の提案です。
先ほどの小さな公園の脇にあるテラスハウス。
企業が持っていた物件は軒並みこうした板が打ち付けられています。
壊されるまででいいから住まわせてほしいという人はたくさんいるんですが…。
あえて廃墟感を演出しているようにさえ感じると地域の人はいっていました。
この環境に6Fのマンションが建つのは本当にもったいない…一度なくなったら二度と戻りません。
ヨーロッパではこうした価値ある民有地には保全のために公的資金の投入や規制をしっかり行います。
区長が本当に後人に遺産を残したければ、このすばらしい広場と青空とそこに集う子どもの笑顔こそ残すべきでしょう。
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