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ガソリン税復活
これからゴールデンウィークって時に…
ってだけでなくて、いろんな問題がありますよね。
今回強行採決されたのはガソリン税の暫定税率の復活だけでなく、租税特別措置法改定案など歳入・税制関連法案です。
うーん、むずかしい。
というわけで今朝の赤旗日刊紙がわかりやすく問題点を三つに絞ってますので紹介します。
「一般財源化」どこ行った…
福田首相は完全に国民を裏切りましたね。
歳入・税制関連法案は道路特定財源を10年間続けることを前提にした法律です。
来年から無駄な高速道路などに使ってきた道路特定財源を一般財源化するといっていた福田首相。つまり大規模な予算が福祉や教育にまわされるという期待が高まっていたのです。
その公言と真っ向から矛盾する昨日の強行採決だったわけです。
2.6兆円の大増税
せっかく安くなったと思ったら結局逆戻り。ガソリンの暫定税率が復活します。
食料品の値上がり、後期高齢者医療制度などの負担増…この状況に暫定税率復活で2.6兆円の増税が押し寄せれば痛みとともに大変な混乱がもたらされるでしょう。
高速道路をつくるぞ!宣言
なんでここまで政府や自民党、公明党が暫定税率復活に固執するのか?
「総額先にありき」とうたわれる道路整備中期計画のためです。
“59兆円ぶん道路つくるぞ計画”にこうまでしてしがみついているのです。この計画でボロ儲けしている人たちの要請に答えた形ですね。
“捨て身”の業
これ、まさに捨て身の行為です。
国民にどう思われようが、どう見ても怪しい行動ととられても、とにかく通さなきゃってことですからね。
ここまでひどいと少しでも傷を浅くしようとマスコミにも戒厳令をひくかもしれません。火消し行為にも気をつけましょう。
民主党や社民党はまた衆院本会議を欠席しましたが、問題点はどこにあるのか国民にわかりやすく説明すべきでした。火消し行為を手伝うようなもんです。
まあ、一番大事な国民の抵抗はやはり選挙で審判を下すってことですね。これしかありませんが、これが最強の武器です。
(08/05/01)
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