原田あきら：祝！青年メーデー　４日間でなんと８４時間労働！？

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祝！青年メーデー

　４日間でなんと８４時間労働！？

　SHOP９９の店長がその不当な労働を告発し闘っています。この報告に度肝を抜かれました。
　なんと４日間で８４時間労働…どうやったらそんなんなっちゃうの！？って感じですが仕組みを聞くとなるほど理解できました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　写真は集会後の宣伝風景。
　彼は二〇〇六年入社後、九ヶ月で店長に。
　すると管理監督者扱いされ、残業代が払われず、逆に店員時代より賃金が安くなりました。
　そのダウン幅なんと八万円！というから驚きです。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　アルバイトがいない時間も代わりに働かざるをえず、二十九日間の連続勤務や四日間で連続八十四時間労働など過酷な労働が原因でうつ状態と診断され休職中です。
　「慢性的な人手不足で、いつ帰れるのか、休めるのかわからない状態だった」と語りました。
　彼は一人でも入れる労働組合「青年ユニオン」に加入。SHOP９９を提訴し、多くの青年がそれを支えています。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　グッドウィルで派遣をやっていたという女性は法学部を卒業したものの、就職活動は難航。とりあえずとしてはじめた派遣会社の利用からいつのまにか抜けられなくなっていました。
　法律では派遣だろうがなんだろうが有給休暇をとれるわけで、彼女はある日、ためしに有給をくださいといったところ、数回の押し問答を経て、しばらくたってから実際に出たそうです。

声をあげれば“困ったちゃん”扱い

　ただ、そのとき担当者から「本当に大変だったんですよ（困らせないでください）」といわれたそうです…。
　ボロ儲けしている大企業ですよ。なんで「有給休暇をください」といった人が“困ったちゃん”扱いされなきゃならないんですか。
　年５～６週間もある有給休暇を１００％取得するヨーロッパとは、もう人間の脳内構造まで違ってしまっているのではないかと心配になるほどの状況です。
　でも派遣仲間たちは喜んでくれたそうです。広がっていくといいですね（まあグッドウィルはつぶれてしまいましたが…）。
　
　
　
　
　
　
　

　三人の報告を紹介しましたが、こういうのを日本共産党は「ルールなき資本主義」と呼んでいます。
　
　青年を使い捨てにする社会に怒りの声が高まっています。
　そして青年自身の力で社会を変えていこうという気概も生まれ、大きな成果がいくつも生み出されています。
　若い世代のこの成果を他の世代も評価・支援し、国民的な連帯を作るときです。もちろん日本共産党はその先頭に立っています。
(08/06/05)

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