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杉十小の児童転落死で申し入れ

 本日、日本共産党杉並区議団は杉十小の児童転落死について教育委員会事務局に申し入れを行いました。
 まずはお亡くなりになった児童への心からのご冥福をお祈りします。残された家族の気持ちを考えると本当にやりきれません。

「事故」でなく「事件」?

 申し入れとともに発生からこれまでの様子を聞いてきましたが、みなさんもご存知のようにこの事故は、業務上過失致死という事件として扱われるかもしれない様相を呈しています。
 区議団は重大に受け止め、今後の区政に反映させねばならないと考えています。すでに事件当日、地元の議員が現場を視察、昨日は区議団として視察に現地を訪れました。来週の火曜日には総務財政委員会もあり、統廃合による新校である天沼小と松渓中の校舎改築案件が議題にのります。そこでの安全性のチェックは必要になるでしょう。

類似事故

 インターネットニュースの報道をみると天窓からの落下はかなりあり、平成2年以降少なくとも25件発生し、17人死亡が死亡しているとのこと(MSN産経ニュース)。
 「人が乗ることは想定していなかった」とする学校にたいし、他の天窓にも子どもの靴跡があることなど業務上過失致死を追及する雰囲気ですが、やはり現場教職員がこの事態を予測できたかといわれれば捜査の結果次第ですがわかりません。
 他区で類似事故が起きていたにもかかわらず、なぜ全都、全国の小中学校で伝えられ注意が喚起されなかったのか。
 一般の教職員が他区でのそうした事故を察知するのは難しい気がします。東京都や文科省にこそ天窓の危険性についての認識がなかったのかと私は問いたい気持ちです。

保護者説明会で

 保護者説明会ではマスコミによる子どもへの付きまといをやめさせてほしいなどの要望が出されたそうです。区も早速それに対応し、守られているとのこと。
 子どもへのメンタルケアの要望が出され、それにも対応しています。ある親御さんからは担任の心身のケアもしてあげてほしいと要望があったそうです。
 いよいよ夏のプールの季節です。昨年は和田中で生徒が意識不明となる事故も発生しています。今後の安全対策を求めて申し入れを終えました。
(08/06/20)
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