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住基ネット訴訟敗訴

最高裁で棄却! 裁判を政治の道具に使っていいのか?
 “住基ネットに参加させろ”という裁判が完全に敗訴となりました。
 と、聞いて「は〜?」という方が多いと思います。
 杉並区は住基ネットには“プライバシー保護の観点から参加しないという態度のはず”と思っているからでしょう。

挙げたコブシをおろせない山田区長…

 しかし、山田区長は二期目の選挙に受かってすぐ、全員参加に向けた段階的参加を進める方針を打ち出していたのです。
 ですから今回の裁判は段階的な参加を認めろと区が国を訴えていたのですね。

“話にならない”訴訟

 ほとんどの区民は杉並の住基ネット訴訟ときいて、どっちが訴えられた裁判かさえ知りません。
 日本共産党杉並区議団はこんな区民不在の裁判は話にならないと反対を訴えていましたが、まさに地裁も高裁も棄却(裁判にはなるけど話にならない)、却下(裁判にもならない)などの判決を出してきました。
 今回も棄却、上告不受理ですからわかりきっていた完全敗訴の判決です。

政治判断を隠すための訴訟では…?

 負けるとわかっていてなんで訴訟するの?って感じですが、それについては区長がいっています。
 上告して「一定の結論」を出すといっているのです。つまり、最高裁で敗訴すれば“やむなくそれにしたがって”住基ネットに参加するということです。
 住基ネットの不参加記者会見で一躍有名になった山田区長…すぐに旗色を変えたわけですが、その旗の色が見えないように隠し続けてきたわけです。
 “自分は住基ネットに参加したくないが最高裁に言われれば、行政の長として仕方がない”という筋書きになっているのでは?

7月16日の連合審査会で

 自分の政治判断を自分の仕業と見せないために最高裁を利用したとあれば、裁判制度への冒涜ではないでしょうか。
 かつ区民が支払う裁判費用数千万円を返せって話です。
 総務財政、区民生活両委員会による連合審査会が7月16日に行われます。その問題をここで追求してきます。
(08/07/10)
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