日本共産党
杉並区議会議員
原田あきら
HOME
プロフィール
議員活動
すぎなみ探検隊
お知らせ
趣味のページ
リンク
議員活動
<< 戻る

「安全安心」と叫ぶ政治家ほど、
不安定で不信な人が多い…

 また、岩手で大きな地震がありましたね。震度6強かあ。
 東京ならそれだけでも大被害がありそうですね。
 さて、最近「安全安心のまちづくり」という言葉が全国的にはやっています。しかし、その言葉とはウラハラに社会はとにかく不安定な方向に一直線で進んでいます。
 どうしてでしょう?

不安定な社会が来るとわかっていた?

 そもそも、「安全安心」という言葉がなぜ出てきたかというと“不安不信”の世の中がやってくることを政府や自治体の首長が察知していたからじゃないでしょうか。
 相次ぐ、負担増、弱者いじめ。それとは逆に資産家に対する優遇政策の実態がいよいよ社会的に暴露され、治安の悪化も考えられる…小泉政治はこの間社会を騒がしている後期高齢者医療制度まで任期中につくりました。
 おっそろしい社会になるってわかってたのですね。

パトロールを増やすといって
交番を統廃合する?

 あとは「安全安心」の対策としてとられる施策がほとんどでたらめだったからです。
 変質者が増えているので安全安心のためにパトロールを強化しよう!と言って東京都と警察庁がはじめたのはなんと交番の統廃合でした。
 なんでって感じですよね?
 山田区長のように“地域の安全は地域で担う”みたいなこといって住民による安全パトロール隊の編成が行われていましたから、逆にそれが利用され、安全パトロールのしっかりしたところほど交番の統廃合がすすんだ感があります。
 安全安心といっておきながら交番がなくなる…すごい矛盾です。
 さらにはテロ対策というの名のパフォーマンス予算も少なからず計上されています。

都の消防ヘリは6機だけ

 これだけ「大火災が起きる!」「陸上輸送経路が断たれる!」といわれているのに、東京都の消防ヘリは現在一千万都民に対してたったの6機。
 震災での死亡原因はダントツで家屋の倒壊による圧死なのに公共事業としての一般家屋の震災対策は進まない…消防関連の予算もどんどん厳しくなっています。
 最悪ですね。
 いま最もお金も力も注がれようとしている計画は震災対策ではなく、オリンピックです。その総額は9兆円とも言われています。
 本当の安全安心とは何なのか。そもそもなぜいま社会は不安定になっているのか。安全安心を叫ぶ者の行動こそ注視する必要があると指摘します。
(08/07/26)
<< 戻る

杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977

Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。