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だいたいおかしいと思うんですよね
日本人はなんでこんなに働いて税金も納めているのに福祉予算が足りなくなるのか…
うつ病患者を100万人も200万人も生み出し、自殺者を三万人も出すほどの過酷な競争を国民に強い、過労死を出すほど働かせ、血税を納めさせて…なぜ75歳以上高齢者の医療費まで「自己責任」を問わねばならないのか…。
まだ足りない?
介護も保育もお年寄りの医療も縮減。年間2200億円もの社会保障費の削減方針を出し、それでもまだ足りないそうで。“福祉のための消費税増税”の議論が始まるそうです。
おかしいと思いませんか?
私達が納めた税金は何に使われているのですか?日々働いて作り出した生産物や価値はいったい誰が手にしているのですか?なぜ私達の手には回ってこないのか!
日本人より働いていないのに…
フランスの話を聞きました。
フランス人は日本人より500時間ほど労働時間が短い。しかしそのフランス人が払った税金でフランスという国は、高齢者どころかすべての世代が医療費の窓口負担はゼロ。低所得者には病院までの交通費さえ出るそうです。
大学の学費がタダ、保育園もタダ、赤ちゃんが一人生まれれば週に二回のヘルパーがつく…なんてことでしょう。
「自己責任」を言うなら
経済大国日本においてこれだけ働いている日本人がいて、なのに福祉のお金はいつも足りないことに「おかしいじゃないか」という当然の疑問を持つべきです。
フランスと日本の違いを見るにつけ思います。
自民・公明政権は口を開けば「自己責任」というわけですが、それをいうなら国民の努力を国民の幸せにつなげられないという、自らの国家運営能力の欠如にこそ自己責任を問わねばならないはずです。
(08/07/29)
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