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軍事利権疑惑、いよいよ核心部分へ
秋山直紀と前原誠司
山田洋行から始まった一連の軍事利権問題。いよいよ自民党だけでなく民主党の名前が出てきましたね。
去年の11月20日、このＨＰでもとりあげたのですが
（
http://www.yuiyuidori.net/jcpskd-harada/html/menu2/2007/20071120114716.html
）私が「黒幕」と指摘した「日米平和・文化交流協会」専務理事である秋山直紀氏が逮捕され、家宅捜索などから芋づる式に自民党や民主党の議員の名が出てきているんです。
日米平和・文化交流協会
と
安全保障議員協議会
「日米平和・文化交流協会」というのは国から補助金もらっている団体で（何やってるか私はよく知りません）、この専務理事が秋山氏でした。
彼は同時に同じ事務所を拠点に「安全保障議員協議会」なるものの事務局長もやっていました。こっちの方はやってることを少し知っています。年に二回「日米安保戦略会議」という会議を主催しているんですが、ここには日米の議員や高官、軍需産業が出席し、国の機関でもなんでもないくせに、日本の軍事費の使い方や軍事方針について勝手に議論を深めていました。
まあ、ここにはたくさんの国会議員が各党から参加しているんですね。
注目される前原誠司民主党副代表
いま注目は民主党副代表の前原誠司議員。この前も書きましたが、前原氏は昨年までこの協議会の常任理事を務めていました。
今度の警察による家宅捜索で前原誠司氏のパーティー券を秋山氏が日米平和・文化交流協会の会員企業などに振り分けて斡旋していたことが発覚したのです。
まあ、前原氏からすれば“秋山が勝手にやった”といえば済むでしょう。しかしそれで説明責任を果たしたといえるのかどうか、今後の展開を見守る必要がありますね。
（08/08/14）
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