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航空自衛隊年内撤退へ!

 あれ?この前撤退したんじゃなかったっけ?と思った人は鋭いです。
 たしかに2006年7月18日、自衛隊はサマーワから撤退しました。しかしこのとき撤退したのは陸上自衛隊だけで、航空自衛隊や中東の海に繰り出している海上自衛隊は引き続き活動を展開していたのです。

どさくさにまぎれて
空自は活動範囲拡大

 しかも国民が“自衛隊は撤退した”と思い込んでいるのに乗じて、ドサクサまぎれに航空自衛隊の行動範囲を拡大していたのです。
 「国際貢献」や「後方支援」とは名ばかり…戦地であるバグダッドに米軍の武器弾薬や米軍そのものを輸送していました。

国連安保理決議の期限切れで

 イラクで軍事活動をする多国籍軍。そのイラク駐留の根拠になっている国連安保理決議が12月で期限切れとなります。
 日本政府はこともあろうにこの決議が期限切れとなる12月以降も駐留を続けるための「地位協定」の締結まで考えていました。
 沖縄がその地位協定とやらに苦しんでいるのに、同じことを他国に行おうとするなど本当に情けない…平和の国が泣きます。

海上自衛隊は給油に固執

 しかし、それでもまだ海上自衛隊によるインド洋での給油は続ける構えです。
 イラクの罪のない人々を数十万人も爆撃等で殺したアメリカの軍事作戦に、武器弾薬や兵士、燃料の輸送という文字通りの「軍事支援」を行ってきた日本の政府。そのお金が私達の税金から出ていることを考えるとハラワタが煮えくり返ります。

綺麗な水と豊かな農地こそ

 来るべき解散総選挙はこの平和の問題も大きな争点にしていかねばならないのではないでしょうか。「国際貢献」を言わない政党はありませんからその「国際貢献」の中身を問うべきです。
 武器弾薬・米兵を輸送するのではなく、アフガニスタンで命を奪われてしまった伊藤和也さんがしていたように、綺麗な水と豊かな農地を届けることこそ本当の国際貢献なのだと私は思います。
(08/09/12)
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