原田あきら：議会中継！②：師範館問題一人当たり４００万～５００万円すでに一期生で退職者三人…

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議会中継！②：師範館問題

一人当たり４００万～５００万円

すでに一期生で退職者三人…

　最近、いろんな会派の方々の一般質問に面白いのがいくつもありますね。
　師範館問題に挑んだ議員が二人いましたが、その質問のなかで師範館での教員養成はいったい一人当たりいくらかかっているのかという観点での追求が行われていました。

そんなにお金をかけても…

　師範館の年間経費は表向きには４０００万弱ですが、師範館自体は実は任意団体ですので（これが一番変なとこ…）、区施設を貸している家賃分、事務員としての区からの職員派遣など換算して８０００万円ほどかかっています。
　ところが師範館の第一期卒塾職員がすでに三人も退職していることが明らかになりました。
　こんなにお金をかけたのに…内訳は寿退職や私情によるものだそうです。

授業は完全公開でない？

　師範館は区長の作った「任意団体」です。つまり条例上の取り決めもなければ、その内に深く区教委が関与できないという、言わば“区長が勝手に作った団体”です。
　しかし、区教委と師範館が「協定書」なるものを結んでいるため、「公共性」を唯一の根拠にここで養成された塾生が一年後には区の教職員として１００％採用されてきました。
　問題はこの「公共性」です。本当に公共性を主張できるような団体なのか…。この団体、授業内容を完全公開していないのです。
　新保守主義（右傾化）と新自由主義を進める山田区長のことですから何を若い人たちに教えているのか心配ですね。
　関連記事【http://www.yuiyuidori.net/jcpskd-haada/html/menu3/2008/20080730221827.html】
（08.9.18）

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