<<
戻る
民主党が国会論議で表明
政権とったら自衛隊に武力行使させる!
とうとういっちゃいましたね、民主党…。政権交代したら自衛隊に海外で武力行使させるんですって。
国会質疑で表明しました。重いですよ、これは。民主党に投票したら、自衛隊の海外での武力行使を容認しちゃうことになるということですからね。
「対案」の方が危ない…
自民党と公明党は「新テロ特措法延長案」を国会に提出。日本共産党や社民党はこれに反対。ところが民主党はこれに「対案」を出したのでした。
ふたを開けてみるとこの対案、自公案よりもっと恐ろしい中身だったのです。「復興支援」を口実にアフガン本土への自衛隊派兵を可能にし、いつでも勝手に海外派兵をおこなえる恒久法の早期整備まで盛り込んじゃってました。
20日の国会で、この「対案」に対して自民党が質問に立つと、民主党は国連の決議さえあれば自衛隊による海外での武力行使も可能だと見解を明らかに…。んでもって民主党が政権をとったら、そのための憲法解釈の変更に着手し、法整備も行うと明言しちゃったんです。
「とりあえず」論の崩壊
まあ、民主党がそういう政党だというのはわかってましたが、政権公約といって過言でない、このような表明をしたのは初めてです。
これは大変なことだと思いますね。
だってですね、“いろいろあるけど今よりは悪くならないだろうから、「とりあえず」民主党に政権とらせてみて、その後に平和運動を民主党に根付かせる戦法でいこう!”…って応援した人がたくさんいましたもんね。喜納昌吉さんとか今後民主党国会議員としてどう行動するのか。
「政権交代に賭ける!」人はどうする?
あと気になるのは、杉並区で立候補を予定している保坂展人衆院議員。社民党ですがこの度、民主党とバーターで杉並区での民主の推薦を取り付けています。しかし、このバーターは矛盾を深めつつあります。
民主党は“政権とったら9条変える”って言ったんですから、9条を変えたくないであろう社民党などは、理屈上は、民主党への政権交代を容認できなくなります。ところが彼のポスターには「政権交代に賭ける!」って書いてありますからね。
もしも選挙で勝ったとしても、“本質的な負け”が確実な「賭け」になってやしないかと疑問です。
(08.10.24)
<<
戻る
杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977
Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。