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どう考えてもおかしいだろ!

 なぜぼろ儲けしている企業が労働者の首を切れるのか…それを首相が放置するのか…
 自動車業界を中心に巨大なリストラが始まりました。
 “大幅な減益が見込まれるため、リストラはやむなし”といわれるとそういうものなのかなあと思ってしまいがちですが騙されてはいけません。

27兆円の内部留保が!

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 今自動車業界は赤字が見込まれているのではなく「減益」が見込まれているだけです。利益の減少なだけで赤字になるとはいっていないのです。トヨタなどは7800人のリストラを行いますが、実は利益の見込みは6000億円もあります…。
 この5年間で以前の1.5倍という経常利益を上げてきた自動車業界。しかも27兆円もの溜め込み(内部留保)があるっていうから驚きです。

儲かってるのに首切りは違法

 そんなお金がたまっていることも驚きですが、やはりそんなにためこんでいるのに“経営が厳しい”とか言っちゃって労働者の首を切る行為に驚きます。
 生産量に合わせて、労働者を雇ったり、首を切ったりするのは、社会を不安に陥れる行為として許されていません。
 今回はその“都合のいいときに雇っといて都合が悪くなると首を切る”にあたるのではないですか?
 そうして社会を不安に陥れる行為に当たるのではないですか?

資本主義の風上にも置けない

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 東京都選出の笠井あきらが企業を名指しで糾弾。首相に指導を求めましたが、麻生首相ははぐらかしました。
 日本共産党はいま難しいことは言っていません。共産党が言うのもなんですが、せめて“資本主義のルール”を守れといっているだけです。
 雇用と社会を守る責任をもつ大企業。そこに定められたルールを守らせるだけの話です。それも指導監督できないようでは今の自公政権に現代社会の舵取りをする能力が備わっていないということを指摘せざるを得ません。
(08.12.6)
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