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「ヴィオロン」で原稿書き
新年区政報告の原稿を阿佐ヶ谷の名曲喫茶「ヴィオロン」で書いています。
お気に入りのミルクティで持ち込みのお菓子をぱくり。小説家にでもなったかのような気分にひたってみたりして。
(ヴィオロンは持ち込み自由。弁当でも何でも可です。一杯350円。ありえません…)
自治体「経営」論
最近、自治体が「経営」という言葉を使うことが多くなりました。
区民の税金を無駄遣いせず、効率よく区政を「経営」することはたしかに必要です。しかし、民間企業と勘違いをしたかのような「経営」によって区民福祉が削られるような本末転倒が起きていないでしょうか。
自治体の経営はどう福祉を充実させるかにある!
そんな視点で原稿を書いています。例えば…
「いままでしっかり働いて税金を納めてきたのに区は介護の手助けをしてくれない。家の中は地獄だ」という声に耳を傾けず、“「経営」の視点から過剰な福祉投資は行いません”みたいに福祉予算を拡充しようとしなかったり、あるいは削っちゃったり。
区長はいま、いくらお金を貯めたとか、その年に自由に使える予算枠をふやしたとかに力を入れています。しかし、自治体の経営の成否は、家計のように貯めるとか利殖するとかじゃなくて、富める者、貧しき者の応分負担によって集めた税金で生活困窮者をなくして社会を発展させるかにあります。
自治体は企業じゃありません。福祉の光のあたる区政を。
なんて、とどろくワーグナーを前にペンが進みました。
(08.12.13)
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