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「みんな一万二千円を待っている」?

 とある町会新年会での公明党区議の挨拶です。
 まあ失笑を買っていましたが。
 さてそりゃあ、もらえるとなれば「待って」しまいますよね。しかし、問題になっているは「待っている」かどうかよりもバラまきではないのかという指摘です。

懲りない公明党

 集めた税金をそのまま返すなら小学生でもできる政治です。選挙目当ての天下の愚作をまた公明党が積み上げようとしています。
 思い起こせば今からちょうど10年前。元祖ばら撒き「地域振興券」を発行し、経済効果が発行額の10%にとどまった(ウィキペディア)と批判を浴びました。
 そして今回。またもやばら撒きで“自分達がくばってます”みたいな顔をする…税金を何だと思っているのでしょうか。そういうところが失笑を買うのです。

麻生首相との名コンビ

 極めつけは麻生首相でしたね。
 自称“経済通”の麻生首相。やっぱりばら撒きと感じたのか、“経済通”っぷりを見せるために、三年後の消費税増税を口にし、税収にも気を使ったところをみせました…。
 驚きましたね。経済効果が期待されない経済対策を発表し、さらに三年後の増税を発表して不況感をあおる…経済効果抜群ですね。負の。

「うれしいわあ」という人も…

 しかしですね、この町会でもそうですが、“みんな待っている”みたいに聞くとなかには「うれしいわあ」なんていっちゃう人もいるのですね。
 百ぺん言えば黒も白になるみたいな政治活動(政治と呼べるのか…)と、筋の通った主張をぶれずに貫く政治活動とのせめぎあいです。これまでは得てして前者の方が権力の座も利用した勢いを示し、筋の通った主張をするものほど地味で勢いが足りませんでした。こういうのを変えないといけない…。
 いま日本共産党が注目を浴びていますが、パフォーマンスベタで地味でも、筋の通ったぶれない姿勢が評価されるようにもっとなっていかねばならないと思うんです。
 そして、そんな予兆を少しは感じました。初めて参加した新年会でしたが多くの方が「がんばってね」と耳打ちしてくれました。
(09.1.29)
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