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災害医療センターを視察
災害対策委員会という特別委員会で視察に行ってきました。
場所は立川。国立病院機構災害医療センターの視察です。東京で大規模災害が起きた際、センター的役割を果たす施設です。
ここは屋上にあるヘリコプターの離発着場。大災害の時には活躍することになりそうです。でも考えてみれば東京都は防災ヘリを6機しか持っていないんですがね…。
向こうには米軍だか、自衛隊だかの滑走路があります。まさか、こんなとこではさすがに戦闘機は飛ばないですよね。まわりはチョー民家ですからたまったもんじゃありません…。こう考えると沖縄って大変です。
それにしてもこの土地があったらなあ。電車を使えばそこまで都心と離れているわけじゃありません。横田基地だとかも含めて住宅地にすれば都心の混雑を緩和できるでしょうね。
特別養護老人ホームなんかもいいですよね。こういう土地に杉並区も出資して特養ホームとか建てられないですかね。電車を使えば近いし…
ああ、でもやっぱり区内がいいですよね。その施設をめぐる経済効果も区内にもたらされるわけだし。ん〜、難しいか。
大災害に備えて巨大な倉庫みたいなところが物置兼ベッドルームとして確保されていました。たしかにベッドがパンクしたら野ざらしになるわけですよね…こういうのをもっと各地に備えられないもんですかね。
オリンピックなんかに9兆円もかけてる場合じゃありません。やることが先にあるでしょっ!
最後に非常食の紹介。すごくないですか、これ? 普通に食べたいです。
これを食べさせてもらえるのかと期待しましたが食べさせてもらえたのはパンの缶詰でした。「乾パン」ならぬ「缶パン」です…はは。
でも美味しかったですね。どんどん進化しているようです。
なんかあんまり災害医療センターとは別の話が多かったように感じなくもありませんが最後に決め台詞をば…
非常食にしても災害ヘリにしてもこれだけ大地震の来ることがわかっていながら備えが極めて脆弱な東京都。テロだとかオリンピックだとかに備える前に大地震の備えをこそやっといてもらいたものです。
ちなみにテロというものは、備える前に、テロをされない外交をすればいいだけです。
(09.2.5)
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