８１億４７００万円！

で、事務費が３億６千万円！！

　予算議会の議案をいただきました。その中の議案32号補正予算に腹立たしいのを発見…
　まあ、腹立たしいととるか面白いととるかはその人次第です。
　例のバラマキ給付金。杉並区では８１億円余の税金が使われるようです。
　しかし、実際にバラ撒かれるのは７８億円弱。少し計算が合わない…。
　なんと８１億のうち３億６千万はバラマキの事務費に使われてしまうんです！
　しかし７８億配って３億６千万とは…えらい無駄の多いこと。驚きです。

まあ、最大の無駄は

　まあ、事務費ってのは意外にかかるんです。それは他の事務でも一緒。それにしてもかかっている気もしますが…
　でも今回のバラマキ給付の一番の無駄と思われるポイントは他にあります。それは、わざわざ集めた税金を何の工夫もなくそのまま「返却」していることですよね。こんなことを政治と呼ぶなら小学生でもできます。
　弱者対策とか、商店街対策とかで限定的に効果のありそうなところへ給付するならわかるんですよ。それなら「給付」と呼びましょう。しかし今回の給付は全ての国民に配るだけ。これは単なる「返却」です。そこに事務費が杉並区だけで億の単位がかかってるんだから笑い話にもならないですよね。

一番効率のいい税金の使い方は

　まあ、実際に経済効果のあるような都合のいい給付なんてそうそうないわけで、やはり社会保障として医療や介護、保育などに使っていくのが一番の税金の使い方としての効率性をもつことになるでしょうね。

杉並区の民主党はどうする！？

　まあ、これだけ問題になっている「給付金」ですが、杉並区の場合、自民・公明だけじゃなくて民主党もこの補正予算に賛成しちゃう可能性大ですね。
　区長が提出する議案にはＮＯといったことがない杉並区の民主党。これまでも国会では反対していた後期高齢者医療制度の関連議案にも賛成するといった節操のない行動をとってきました。今回どうするかちょっと楽しみです。
（09.2.10）

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