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議会中継！��09一定
学校芝生化、手が上がらず…
この時期の補正予算には区の予想と外れた施策などが見えてきたりして興味深いところがあります。
その中で今年気になったのが校庭の芝生化です。各地で芝生化したものの、その維持に手間がかかったり、芝生を育てる期間のために校庭が使えなかったりする問題が顕在化しています。
野球やサッカーの練習のために根がはらないうちに使ったりすると写真のようにはげちゃったりもします。
大いなる矛盾…
三校分の予算に二校しか手が上がらず…
で、
約５千５百万円
の減額補正
というわけで、今年度当初予算には三校分の予算がついていたのですが２校しか手が上がらなかったのですね。それによって５千５百万円の減額補正が行われていました。
まあしかし、校庭の芝生化って５千万以上すんのか！？という驚きですよね。さらにここに維持費が数百万円毎年かかってきます。
この学校の場合、この写真が０７年３月くらいの状況で、見事にはげてしまっています。このあと養生しなおしてまた立派な芝生校庭になったのですが…
これが去年の１０月ぐらいの状況です。
基本的な芝生の知識のほかに、その学校の日当たりの様子なども勘案して育てなければなりません。これは教育とは近そうでまったく無縁の世界であり、どの学校でもうまく行くというわけには行きません。
こういう大変さはある程度わかっていたはずなのですが、なんだか杉並の教育行政の大方針みたいにして広めちゃうんですよね。
全国から視察がきています
あんまり芝生化に賛成じゃない校長や副校長がいたとしても、次の赴任先が芝生化されていたら、その維持に努めなければならない…精神的にさぞかし大変でしょうし、芝生も育たないんじゃないですかね、そんなんでは…。
この校庭の芝生化、全国から行政や議員が視察に来ていますが、うまく言ってるとこしか見せていません。
現場の実態よりも見た目にどれだけウケるか…そんなことばっかりが杉並区の行政を支配しています。
（09.2.28）
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