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議会中継!⑮ 09一定 

区職員にブルーリボンの普及…?

 平和施策のなかに異色の予算が組み込まれています。「拉致被害者家族支援」です。
 具体的には拉致被害者の横田めぐみさんのご両親である横田夫妻の講演、映画「めぐみ」の上映、あるいは区職員へのブルーリボンの普及…などだそうです。

拉致被害者への支援は理解できますが…

 国家犯罪たる北朝鮮による日本人拉致。そもそもこの問題をまとまった形で最初に国会で取り上げ、北朝鮮の犯罪が濃厚と認めさせて対策を求めたのは日本共産党ですから、被害者の家族に同情し、家族奪還のために国民世論を高めていくことが重要であることはよくわかります。
 しかし、この問題に区が税金を使うとなると微妙な問題が起きてくると正直感じますね。
 とある区議は、朝鮮学校の児童生徒らがチマチョゴリを切られるなどの嫌がらせにあっている状況を指摘して、区内の朝鮮第9小学校に通う児童らに危険を及ぼす可能性はないかと質問しましたが、確かに私もそうした心配を持ちました。
 単に反北朝鮮感情をあおるようなことにはならないかと。

政治利用されてしまう拉致問題

 拉致問題を解決しろ!と叫ぶ政治勢力ほど過去をさかのぼると拉致問題に消極的だったり、むしろ北朝鮮の犯罪をかばうかのような行為を働いていた人たちが多かったりします。
 まさにそうした人たちが人気とりでもするかのように拉致問題で声を上げていたりするのです。
 ところがそうした人たちの言うことといえば北朝鮮への強硬姿勢を訴えるばかりで、先ほどのような国内での両国民の過激な対立をつくったり、逆に拉致問題解決への道を阻害してしまったりするのです。
 山田区長の場合もその危険性が非常に高い気がするのですね。

拉致被害者家族会は内部分裂状態

 拉致被害者家族会の中でも蓮池さんのように拉致問題を政治利用するなと訴える人がいれば、自ら選挙に出馬した人もいます。家族会での意見の対立が起きているといいますが、私はこうした対立がこの問題を政治利用する輩によって引き起こされていると感じています。
 聞くところではブルーリボンはその片方の人たちがつけているそうです。
 日本は戦後ですが、第二次世界大戦前から日本に占領されていた北朝鮮はいまだに戦中を抜け出せないでいるのです。ハリネズミのようになったこの国に棒をつきたてているばかりでは何も始まりません。

解決への誠実な思いがあるのか

 拉致被害者家族支援に区民の税金を投入することが即問題とは言いませんが、区民に拉致被害者と認定された人はおらず、率直に言って「なぜ杉並で?」という違和感を感じました。
 自治体にできることは「北朝鮮に制裁を!」と叫ぶよりも朝鮮第9小の周辺住民がしているように両国民の交流を深め、国民レベルの対話の道を作っていくことではないでしょうか。
 区職員にブルーリボンをつけさせることがそうした交流に役立つのか…あの戦争賛美のつくる会教科書を導入した区長が冷静な施策を打てるとは私にはどうも思えません。
(09.3.11)
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