原田あきら：それはないでしょ、メトロ…

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それはないでしょ、メトロ…

　丸の内線のホームドアにこんな貼紙がしてありました。
　この間、日本共産党杉並地区委員会はワンマン化を前に２４日東京メトロに本社交渉を行い、ワンマン化の中止と、バリアフリーや安全設備の早期設置を求めてきたところです。

区長は抗議すべき！

　その交渉では、関係自治体や所管の消防署等に報告を終えていなかったことなどが明らかに…。ワンマン化なんて重大問題を行政に伝えてないなんて、とんでもない公共交通機関です。
　区長、いっしょに抗議しましょう！
　報告もしっかりしないままワンマン化。それどころか、「今」南阿佐ヶ谷が工事をしているように、排煙設備の設置さえも終わっていないのが現状です。こんな利用者や自治体をバカにした公共交通機関を放っておいてはなりません！

「ご理解とご協力を」だあ！？

　と、また品性の欠けた物言いをしてしまいました…この間、ＨＰの記述で読者の方から日本共産党としての品位をもって書くようにと言われていたのですが…
　だがしかーし！これは黙っていられない！！
　こういうのはもっと早く利用者にわかるように貼り出すべき物なのではないでしょうか。わが党の交渉の後ですかね、貼り出したの…
「２８日（土）から…実施しております」　…っておい！ワンマン化してから貼ったのかああ！！　開いた口がふさがりません…。
　しかもなんだか事故が起きるのは利用者のマナーが悪いからだみたいな言いぶり…駆け込み乗車については「ご協力」しますが、絶対にワンマン化への「ご理解」なんかしません。

ルール無視の社会との闘い

　↑なんていうと物々しいですけど本当にそうなんですよね、この問題は。
　経常利益で二百数十億円を上げる公共交通機関がさらなる儲けのために、危険を顧みず運転手だけに運転をさせる…。
　金のためなら何やってもかまわないという日本の風潮の現れです。今回、東京メトロへの批判はこうした社会への批判としても大きな意義があると思うんです。
（09.4.3）

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