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わざわざ言うかなあ
国民の批判を
「かわすため」
…
昨日、小沢代表が辞任会見をしましたが…
どのテレビの町の声を聞いても“納得行かない”って声が多かったようですが、それもそのはずです。
「捜査を受けるいわれはない」?
小沢代表は記者会見で「なんらやましい点はない」「捜査を受けるいわれはない」と主張しましたが冗談じゃありませんね。
年間に数十億円と公共事業を受注する企業から、毎年数千万円と定期的に献金を受け取っていたわけです。
「なぜオレだけヤリ玉に挙げられたんだ!」ならまだわかりますが、「捜査を受けるいわれはない」などとはどう逆立ちしても言えないはずです。
“語るに落ちる”とはこのことか…
小沢さんは言ってました。「私がメディアの批判の矛先であるとするなら、私自身が去ることによって、それが
かわされる
」と。
この辞職は政治腐敗一掃の気持ちをこめたものではなく、ただただ批判の声を“かわすため”の辞任です…って。
腹の中では思っていても普通口にはしない一言です。政治感覚も麻痺してきたか。
選挙で有利になったとでも…?
だいたい小沢さんに辞任しろといっていた他の民主党議員からして観点がずれています。
渡辺恒三最高顧問は「賢い勇気ある素晴らしい決断をした」といいました。「賢い決断」…つまり、選挙で有利になるか不利になるかの話ばかりで、一番肝心の辞任の理由とか、政治腐敗の一掃についての話が出てこないのです…。
よもや、今回の辞任で民主党が選挙上有利になったと勘違いしているとしたら…、辞任をもって違法献金疑惑=つまりはワイロ疑惑に免罪符が与えられたと考えているとしたら…、それは自民党と同じ体質であることを露呈しており、例え政権交代をしても日本の政治はかわりませんよと自ら語っているにほかなりません。
清潔な政治を望む声が政治を動かし始めた
まあ、こんな自民党や民主党を見ていると政治不信ばかりが募りそうですが、今回の辞任はもう一方の視点からも見るべきです。
政治は少々汚くなきゃやっていけないといわれていた時代から、いよいよ“汚い政治家は許さない”という国民の声がこの日本の政治を大きく揺さぶるような時代になってきたと。これは今後の政治への重要な展望です!
日本共産党は結党以来87年になりますか。一度もこの企業団体献金というものを受け取っていない政党です。
汚い政治を変えろの声を私達と一緒にこの社会に響かせましょう!!
(09.5.12)
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