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“五年間で保育定員500人増”はまやかし!

認可保育園は5年でたった47人

 区長が広報で言い訳した今回の保育園待機児大量発生…社会の責任にしていましたが…
 実は、区長の責任が問われる問題が見えてきた、というのはいつだったかここに書きました。
http://www.yuiyuidori.net/jcpskd-harada/html/menu2/2009/20090402192120.html
 今回、あらたにわかったのは区長が言っていた“五年間で保育定員500人増”という記述の「500人」の内訳です。

やっぱりツメコミだった

 今回、「平成15年度当初」から「平成20年度当初」の保育定員を調べてみました。
 するとこの間、たしかに515人の定員増があったことがわかります。
 それを認可、認証、旧保育室、家庭福祉員、グループ保育、こども園でわけそれぞれどう増えたか調べたのです。
 すると515人の定員増のうち、なんと278人が認可保育園の定員増、つまりツメコミによって生み出されていたことがわかりました。これが半分以上です。

なんと認可保育の増設による定員増は…

 あとは認証保育が176人分増えており、それ意外の施設あるいは施策で61人の定員増がつくられています。
 そしてどの親も求めてきた認可保育園の増設による定員増は、たった47人分しかなかったのです。いったい区長は5年間何やってきたのでしょう…
 認証保育が保育環境も良くなく、料金も異常に高いことは良く知られています。ですからほとんどの親は認可保育園を切望します。
 区長は区民の願いに応えてきたといいながら、実はみんなが求めている認可保育にはお金をかけてこなかったということがわかります。
 こういうごまかしを区報使ってやるのですから問題ですね。
(09.5.18)
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