<<
戻る
『Dear Mr.Shii』だったそうです。
一応訂正しておきます。
私の記事を見た、しんぶん赤旗を英訳して海外に送る会社「ジャパンプレス」の社員さんからご指摘いただきました。
「『Dear Kazuo Shii』って書いてあったんですかね」とこの間の記事で書いたのですが、正確には『Dear Mr.Shii』だったそうです。
その後の反響
いやあ、なかなかの反響ですね。
この時期ですから「福祉」とか「暮らし」とか生活直結の話題が注目されるのかと思いましたが、多くのマスコミがこの「オバマ大統領から日本共産党へ返信」というニュースを取り上げていますね。
杉並に巣くう暴力革命組織の人たちなんかは“共産党がとうとうアメリカと手を組んだ”なんて言いだしそうですね。
変化したのはアメリカ
今回の歓迎(と注文)の書簡は、何もオバマ大統領の人気にあやかったものではありません。日本共産党は過去に何度か核廃絶の問題で書簡を送ったことがあります。
これにたいしてアメリカは一度も返信をしてきませんでした。しかし、今回は返信をしてきました。
変化したのはアメリカです。
日本共産党と大国アメリカに公式なルートが開く
オバマ大統領の下でもアメリカは、相変わらず『対テロ戦争』から逃れられずにいますし、日本に対する軍事基地の押し付けもやめようとしない軍事ならずもの国家のままです。
かといってそのすべてを否定するものでもありませんで、今回のような変化をしっかりと捉えて歓迎するものです。そもそも日本共産党は単なる「反アメリカ」ではなく、本当のアメリカとの友好関係を作るためにも、従属関係を作っている「日米安全保障条約」ではなく「日米友好条約」を結ぼうといっている政党です。
さて今後、日本共産党とアメリカとの公式なルートが開かれたわけですから、いろんな時事問題に関してこうした書簡のやり取りが行われる可能性ができました。
日本共産党の歯に衣着せない舌鋒がいよいよアメリカにも届けられることになりそうです。
(09.5.26)
<<
戻る
杉並区成田東4-5-14
TEL 3391-0977
Copyright(c)2004,AKIRA HARADA
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。