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宮坂公夫教育委員の失言問題 

朝日新聞に記事掲載

 区立中学教師の痴漢事件に関する教育委員会での報告で、宮坂氏が失言した問題…
 今日付けの朝日新聞で取り上げられましたね。
 今月、区立中学の教師が電車内で痴漢をして逮捕された事件がありました。これに対する報告が13日の教育委員会で行われたのでした。
 ここで、かの「つくる会」教科書を採択した一人、宮坂公夫教育委員(76)が発言したのです。

痴漢は「女性の服装の乱れ」が原因…?

 この事件の報告直後でした。おもむろに発言した宮坂委員は「参考意見」としつつ、「最近電車に乗っていると、女性の度を超えた服装の乱れが見受けられ、指導が必要」と発言をしました(「」内は朝日の記事から)。
 傍聴していた方から私が聞いたのは「女性が、挑発的なまるで半裸のような格好をしているのは…」という言葉でした。
 まず頭の中に痴漢は女性のモラルに原因があるというのがあるのでしょうね。そこから派生して、これだけ痴漢事件が増えるのは服装の乱れがもう半裸のような状態まで達しているからだろう…みたいな。
 (そうなると痴漢は夏に多くて冬は少ないということか…)

これまでにも失言暴言多数

 宮坂委員のびっくり発言はこれまでにも行われてきました。
 宮坂委員の発言で思い出されるのは、国語だったかの教科書採択で「平和への志向は避けたい」とした発言ですね。戦争の恐ろしさを書いた文章などが記述された教科書を悪書として注文を付けたのです。
 「さすがに『慰安婦』の記述はなくなった。よいことだ」とした発言も有名ですね。
 歴史の事実を正確に伝えないことのどこが「よいこと」なのか。教育委員としての資質が問われますが、議会には宮坂氏の教育委員任命撤回を求める陳情が出るようです。
(09.5.28)
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