日本共産党
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高齢者はなぜ日本共産党が嫌いか

 今日は64年目の終戦記念日ですね。
 日本共産党はそれをさらにさかのぼること23年前、1922年にこの日本に生まれました。
 日本共産党はいまでも高齢者から嫌悪感をもたれています。それは日本共産党が「犯罪者」、「非国民」として社会から扱われた時代の名残です。
 では日本共産党はなぜ社会から排除され、時の政府から弾圧されたのか。

民主主義が犯罪だった時代

 日本共産党はできたときから犯罪集団として取り締まられました。
 それは日本共産党が日本の植民地制度と天皇による支配を批判していたからです。
 日本は韓国を併合してから10年たったくらいの時代。独立を訴える人々を捕まえては拷問虐殺していました。「バカチョン」(バカチョンカメラの語源)などといって朝鮮人を差別し、一方で日本民族は優秀だと洗脳して植民地支配を正当化しました。そしてこうした支配をひとえにつかさどったのが絶対主義的天皇制でした。

反戦平和、国民主権

 日本共産党は「国民にこそ主権がある」と民主主義を訴え、他国の人々を辱めたり、主権を侵害する行為を厳しく告発しました。いまでは国民主権や反戦平和なんて当たり前の主張であり、当時も今も日本共産党が犯罪者扱いを受けるいわれはないのですね。

北斗七星のごとく

 日本共産党は1922年数十人で結成されましたが戦時中を通して支援者は数万人に増えたといわれています。それは検挙されただけで万の数、拷問殺害された人が1700名などと悲しいデータからわかります。
 こうした日本共産党のぶれない姿勢を九条の会呼びかけ人のひとり、哲学者の鶴見俊輔氏が戦後10年の著書で「動かぬ座標」と題し、自分がどれだけ自分の信念からずれてしまったのかを測る尺度として日本共産党は当時の思想家たちの「北斗七星」だったと評価しました。
 自民党の党内研修用教科書でさえ「ひとり共産党は終始一貫戦争に反対してきた」「他党にない道徳的権威を持っていた」と書いたのです。

いまこそ

 日本は自衛隊の主目的を、自衛ではなく海外派兵に置き換える法改定を行い、北朝鮮の核開発を口実に核武装論まで打ち出す始末…国民の意思とは正反対の方向に突き進んでいます。
 平和憲法改悪、アメリカと一緒になった軍備拡張などについては民主党も同じ流れで、社民党がそうした問題を横においても民主との提携を進めるなど残念な流れも生まれています。
 こんなときこそ日本共産党のぶれない姿勢が必要になってきているのだと感じます。
 さて、高円寺の浴衣宣伝に行ってきますね。
(09.8.15)
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