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重大事件発生!
東宝クリーンサービスが賃金未払いのまま撤退!!
セシオン杉並、高円寺北区民集会所、和田区民集会所の業務を受託していた事業者が撤退しました。
その際、従業員の賃金が2ヶ月以上にわたって未払いという公共施設としてはあるまじき事態になりました。
20人が議会に助けを求めて
本会議の最終日でしたか、「原田区議にセシオンの従業員という方が来ています」と議会事務局に言われ、なんだろう?とおもったらさらに「20人ぐらいきている」とのこと…。
いったい私が何をしたというのかとこの間の行動が走馬灯のように甦りましたが、さして悪いことをした記憶がなかったので、本当になんだとうろ思ってみなさんと相対したのがこの事件の始まりでした。
業務委託をしていた会社
東宝クリーンサービスはセシオンなどの施設で窓口業務や清掃業務、警備などを杉並区から業務委託されていた会社です。
業務の委託といいながら、セシオンなどではその施設の業務全てを請け負うため、事実上まるごと管理をしていました。
東宝クリーンサービスは全都や近県の数十自治体に同様の事業を展開していました。今後、公共施設の民間委託をめぐる重大な問題となりそうです。
公共施設での給料未払いを杉並区は知っていた…
東宝クリーンサービスは昨年の12月にほぼ一方的な賃金10%カットを言い渡しており、今年の3月頃からは賃金の支払い遅延が始まりました。そして最終的に二ヶ月分が支払われないまま他の事業者にかわってしまったのです。
区はこの間、議会で民間委託された区施設などで労働条件の劣悪化が起きているのではないかとの指摘された際、“事業者は労働法を遵守することとされており、心配にはあたらない”旨、答弁してきました。この議会でも同様の答弁をしたばかりです。
しかし、区は東宝クリーンサービスの実態を昨年の段階から知っていました…まさに労働法も遵守されていない事態を知りながら、区施設の民間委託について問題ないと答弁してきていたのです。
10月2日の10時から決算特別委員会にて、日本共産党杉並区議団がこの問題を含め、民間委託の実態に迫ります。
(09.9.28)
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