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09.9 議会中継!ラスト 

自公民のなれあい政治引き続き

 議会中継の最後に自公民の政治姿勢について思うところを述べます。
 減税自治体構想についても区立図書館の全館民間委託についても、区立幼稚園問題についても自公民そろって評価し、推進する質問や意見を行いました。

区にとっての火消し役

 今回、非常に気になったのは区議会議員が区民の利益の立場に立つというより、区側の代弁者、援護者として議場に登壇したことです。
 東宝クリーンサービス事件では自民議員倶楽部の議員が“区の対応に従業員は感謝している”といってみたり、区立全地域図書館の民間委託では公明党が東宝クリーンサービス事件を受けて、図書館でも似たようなことが起きないとも限らないから(と、ここまでは良いのですが)“専門家の意見など聞いて減税自治体構想のようにしっかりとやっていただきたい”なんて推進の立場を示したり…
 区立幼稚園問題ではやはり公明党が“三歳児枠を設けたことを高く評価している”などと区を援護しました。
 選挙で勝った民主党は何かアクションを起こすかと思いきや、正直精彩を欠きました。目立たないのですね。自公とまったく一緒で区長案には全て賛成。こうした人たちの中には住民による区施策への反対運動を抑制するかのような行動をとったりする議員もいます。

区民が主人公の政治を

 あらためて、区議会議員たちが区民から見られているのだという緊張感をもっていないということを指摘せざるを得ません。
 これは区議会議員の姿勢の問題が大きいわけですが、一方で区民からの監視の目が効いていないという問題もあげられます。とくに選挙の投票率が40%台などとあっては区議会議員も、いつもみられているという緊張感をなくすでしょう。
 気が早いようですが、一年半後の区議選では明確な審判をともに自公民に下していきましょう。
(09.10.19)
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