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原田あきら
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さて、ここはどこでしょう?

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 実は阿佐ヶ谷駅南口です。みるも無惨な状態ですがテロがあったわけではありません。
 この後、ある工事が始まるのでアスファルトや花壇を引っぺがしていたのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 噴水から見上げた工事現場。
 着々と壁が建設されています。向こうには阿佐ヶ谷駅のホームが見えますね。
 そして…
 
 
 
 
 
 
 
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 いまはこんな巨大な壁が立ちふさがるかのように駅前に建っています。駅のホームから撮った写真です。
 これいったい、中で何が行われているか知ってますか?
 実は水害対策用の地下トンネルが掘られているのです。もう4年前になりましたか、1時間120ミリの大雨のなか、阿佐ヶ谷駅は広範囲にわたって浸水。あらためて谷なのだなあ…と思い知らされましたが、これを一気に改善してしまおうというのがこの工事です。
 簡単に言いますと地下にトンネルを掘って、そこに水を引き込んでしまおうっていう了見です。
 さて、そこでトンネル工事に使われるのが「シールド工法」といいまして、これはですね、トンネルの大きさに合わせたまあるいギザギザの付いたモグラのような機械で云々…あー、何がなんだかわかりませんね。
 
 要はこういうものです…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 このマシーンによって穴を掘りながら壁を舗装していってしまうという恐ろしいほどの技術革新がありました。
 これを今回のトンネル掘りでも使ってしまうのですね。ぜひとも搬入の際には見てみたいものです。
 これも大きいですが、今度杉並で建設されようとしている外郭環状道路のシールドなんて直径16mですからハンパありません。人手はいらないのですが金は要る。外環道で1兆8千億円ともいわれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 こうした金のかかる大掛かりな工事も水害対策として大事ですが、私が常々訴えているのは透水性舗装の抜本的推進です。
 水害がなぜ起こるかといえば、それは地表がアスファルトで覆われ、降った雨が地下に染み込まないでほとんど下水に流れるから起こっているのです。
 その原因を放置しておきながらべらぼうな金のかかる地下トンネルを作るよりも最大の原因であるアスファルトを透水性のものに変えていけば、シールド工法なんかよりずっと安く、しかも早く!対策をとることができ、さらには地域の建設業者の活性化を促すこともできるのです。シールドは大企業の専売特許ですので…
 私のこうした質問に区は、“透水性舗装は進めている”といいますが、その規模は極めて小規模で本気の態度が見られません。そろそろ抜本対策を打ち出してもらえないかしら?
(09.11.5)
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