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「奉祝!天皇陛下御即位二十年」

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 なーんて私が書いたらみなさん驚くでしょうね。もちろん私が言っているのではなく…
 そう言ってやっているのは区長です。
 ここは区役所のロビー。区役所のロビーに天皇皇后のパネル展が開かれ、記帳所まで設けられているのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 いや、区長がどれほど天皇を愛しているかについて何も言うことはありませんよ。しかしですね、区長の半ば趣味的行為に対して区役所のロビーが使われ、記帳所が設けら、そこに1週間だか2週間だかわかりませんが職員が張り付けられるってのはどうかと思うのです。つまりは税金使っているわけですね。
 思うのですが、そんなに皇室への愛を示したいのなら、区長自らが記帳所に立って、ロビーの使用料を払うべきじゃないかなと…。税金使ってやってもらいたくないのですね。

即位20年の記者会見で驚きの発言!

区長、よ〜く天皇の言葉に耳を傾けるべし…

 こういう新保守主義とも言われる右翼的思考の政治家が増えていますが、この即位20年に当たっての天皇の言葉がふるってました。 
 
  
 
 
 
 
 
 
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 あ、これは自民党の議員からもらったチョウチンです。我々にとってはレア物です。
 
 普段、区民の声に耳を傾けない区長でも天皇の言葉ぐらいには耳を傾けるでしょうか?
 11月12日付の毎日を見て私は驚きました。
 難題あふれる今の日本の現状と将来について問われた天皇は「むしろ心配なのは次第に過去の歴史が忘れられていくのではないかということです」続けて「昭和の六十有余年は私どもに様々な教訓を与えてくれます。過去の歴史的事実を十分に知って未来に備えることが大切」と発言したのです。
 もちろんここで天皇のいう「昭和」の「歴史的事実」とは、日本のあの戦争であるし、その惨禍です。これを忘れてはならないと戒めた言葉としては、政治的権力を振るわず最大限自重した今の風潮に対する警鐘と感じました。
 区長はこの意味がわからないだろうなあと、突然区役所に開かれた記帳所をみて思いました。
(09.11.14)
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