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ショック!!
民主党事業仕分けで
子どもゆめ基金廃止!!
私が27年やってきている少年団も支援されていた子どもゆめ基金。少なからぬ子ども会がショックを受けているのでは…
事業仕分け
私は「事業仕分け」というもの自体、否定するつもりはありません。政治家が専門家の意見も聞いて、行政の提出した予算要望に目を通して要、不要を考えるということ自体は今までやられてこなかったし、大事なことだと思います。
しかし、今回のはいただけませんね。
民主党のマニフェストに書かれた子ども手当て2万6千円の公約。民主党はこうした公約の財源に当初から補助金の削減を掲げていました。
たしかに補助金には怪しげな支出があることは事実です。しかし、ほとんどは障がい者施策や地域の子育て支援、社会教育の推進など極めて重要なものとなっています。
根本にメスを入れられない…
福祉の財源探しだったら、八場ダムだけじゃない無数の大型公共事業、自衛隊容認論の人が見たって「無駄!」といえる一部の軍事費、何よりも年収何十億や何百億の人たちが減税されている実態などいくらでも「仕分け」できる分野があるはずです。
なのに、そういう日本の財政を狂わしている根本にメスを入れられないから、補助金の削減に目が行くしかないのです。
子ども手当てのために地域の子育て支援を切る
今回初日の仕分け作業で全国の子ども会や子育て支援事業に携わるボランティアを震撼させたのが「子どもゆめ基金」の廃止。
杉並にある三つの少年団もキャンプのときなど利用してきました。子ども手当ての財源探しのために、子育て支援を打ち切るなんていったら、こんな矛盾はありません…。
そのほか、一般病棟の入院患者から新たなホテルコストを徴収しろだとか国民負担増まで求める始末…ここまできたら、無駄遣いの仕分けどころか…なんといったらいいんでしょう…?
わりと民主党の首を絞めるかも
まあ、少なからぬ人に“一年くらいは民主党の政治ってのを見守ってあげよう”的な雰囲気ってあると思うんです。私にだってそういう気持ちがないとはいいません。
ただ、今回の仕分け作業はそういう人たちにも厳しい目をさせることになるかもしれないと感じてきました。矛盾が大きすぎるんですよね。あえて自分達で露呈させているような…日本共産党の区議会議員が心配するのもなんですが、心配しています。
(09.11.17)
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