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巨大ニュース!
東京都が少人数学級を来年から実施!!!
とうとうこの日がきました!東京都が小一と中一で少人数学級を実施することを決定したのです。
発表されたのは都議会第4回定例議会の日本共産党の代表質問に対してです。
今年の5月から都の姿勢が変化
今年5月、24万人の署名にたいする都教委の認識を日本共産党の質問でただしたところ、「重く受けとめる」という前向きの答弁が飛び出し(これで前向きな表現なんです)、周囲を驚かせていました。
そして9月議会での党都議団の質問に「学級編成のあり方について適切に判断」と答弁。さらにこの12月議会で「教員を加配し、学級規模の縮小も可能とする」と明確に述べたのでした。
「少人数」化をさらに進めることが必要
いよいよ少人数学級が一歩を踏み出しました。今回は小一プロブレムともいわれる、小学校一年生や中学校一年生時の問題発生時期に大人の手厚い教育を施そうというものです。
なので全学年が少人数学級になるわけではありません。また、「少人数」ですから、現場から求められている「30人学級」ではなく、「35人学級」とか杉並区の「30人程度学級」とかに弱められる可能性もあります。
欧米で効果を挙げている20人学級など、さらなる少人数化に向けて運動は引き続き必要です。
杉並区の学校適正配置に影響か
杉並はこのほど小学校5校を統廃合計画校として発表し、新年一月にはそのうちの2校について期限を定めての統廃合計画を立てることを表明しています。
しかし今後、少人数学級が実現されていけば逆に教室は足りなくなっていき、統廃合どころではなくなります。
もしもそのとき、すでに学校の数が減っていれば、二度と同じような土地は手に入らないことでしょう。
山田区長はよく「未来を見据え、100年先の…」といいます。5年先でも見えているのか疑問です…。
(09.12.16)
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