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原田あきら
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給食ですよ、これ?

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 区の栄養士さんによる給食展示会が行われ、文教委員会で視察に行ってきました。
 もちろん、こんなのが毎日出るわけではありませんよ。これは季節の行事の一つとして栄養士さんと先生が協力してつくった授業の作品であり、子どもたちも参加して作る給食なんだそうです。
 すごいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 ただ単に食べさせるというのではなく、食を通しての教育を展開する学校が増えています。いわゆる「食育」ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ああ、食育されたいー!!
子どものときは、私はものすごい好き嫌いがありまして(実はいまでもかなり残っていますが…)、給食というのがわりと苦痛でした。全部食べなさい指導は地獄でしたね。
 ところがですよ。
 最近では栄養士さんと先生のタッグでこうした好き嫌いをなくしちゃうっていうじゃありませんか!
 何をするのかというと… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 じつはそのキライな食材の下ごしらえをするだけ…
 たとえば子どもに嫌われる食材ベスト10に入るであろうそらまめ(私も嫌いでした。というか今も…)。
 これなんて皮をむくだけですって…そんなんで好きになるのかよーって感じですがそうなんだそうです。すごいですね、好き嫌いをなくす給食(授業?)って。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 こんな授業もあるんですよー!
 「グリとグラのカステラ」なんて…
 たまりません! ただでさえ、子どもが大好きな絵本『グリとグラ』。そのカステラなんてとっても夢があるじゃありませんか!?
 こんな授業は日々忙しい教師にはなかなか作れません。
 やはり毎日をその学校で過ごす栄養士さんだからこそできる授業であり、そのスキルはどんどん蓄積されてきているのです。

給食業務の予算削減を「行政改革」と呼べるか

 いま、栄養士を区の職員からはずす動きが進んでいますが、パートタイムにでもなれば、あるいはまともな賃金も払われなくなればこうした食育の発展が阻害される危険性があります。
 さらには調理師さんもどんどん民間委託されてしまっているので、先生や子どもたちとの交流も少なくなり、やはりそうした仕事がやりにくくなってきていると聞きます。
 こうした事態をはたして、「山田区長が成し遂げた行政改革」として喜べるのか…この優れた展示会から問われていると思いました。
(09.12.24)
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