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山田区長、驚くべき矛盾!! 

減税自治体構想促進するも国債暴落を予測

 山田区長が仕事納めの区庁舎館内放送で「近い将来の国債暴落」を口にしました…
 館内放送によると、民主党政権になってからも政治の混乱は続いており、むしろ悪くなっているのではと懸念を表明した山田区長。そのなかで日本経済の危機が近づいており、国債も暴落する危険性をはらんでいると語りました。

その国債を買う予定です

 減税自治体構想を一方的にすすめている山田区長。その構想では毎年150億円の巨費を投じて10年国債を買うことになっています。
 これまでの議会で、利率1.5%の10年国債なら「安定的な運営が可能」といってきたのは何を隠そう山田区長自身です。
 それが突如として“近い将来、国債が暴落する可能性がある”などと、どういう了見でいえるのか不思議です。

担当管理職は大変でしょうね

 この発言はちょっと口が滑ったでは済まされない内容を持っています。日本共産党杉並区議団はこれまで、まず税の機能を歪めることになるという理念上の問題を指摘し、かつ実際の区民生活への効果も極めて少ないという問題も指摘してきました。ところがここにきて構想の実現性についても問題があるということを、なんと区長自らの口で言い放ってしまったわけですから恐ろしいことな訳です…
 この発言について減税自治体構想の担当である政策経営部副参事(行政改革担当)と、あと会計課長にも感想を求めたいと思います。新年になったら乞うご期待。
 しかし、担当管理職も困ったものでしょうね、この区長には。
 …ん?
 というか私こそ困った奴だと思われているのでしょうか、まさか…
(09.12.29)
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