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山田区長「国債暴落」発言で担当管理職に聞く

 お待たせしました。仕事納めの挨拶で山田区長が「国債暴落」の危険性を口にした事件の続報です。
 山田区長は減税自治体構想について与野党からリスクがあるのではないかとの指摘に対し、“10年国債なら安全だし、利率1.5%の見積もりは控えめなくらいだ”と言ってきました。

暴落する可能性のある国債を買う?

 だから仕事納めの区長の発言は重大なわけです。なんといっても、方や巨額の税金を投じて国債を買うといいながら、一方で国債暴落について語っているわけですから…。
 買うのは10年満期の長期国債です。その間に区長の言う株価暴落がおきたらどうなるのでしょうか。

「区長がそう思っているわけではない」?

 そこでこの矛盾を率直にどう思うか、減税自治体構想の担当管理職である政策経営部副参事(行政改革担当)に聞いてみました。すると副参事は、“自分も聴いていておかしいと思ったので区長に真意を聞いてみた”とのこと。
 山田区長は“民主党政権のままだと株価が暴落する可能性があるという専門家の意見を紹介しただけ”と言ったそうです。それをうけて副参事は私に“というわけで区長自身が株価が暴落すると考えているわけじゃない”と弁護したのでした…

区長の見解であることは明白

 しかし、これではまったく弁護になっていませんね。誰の意見であろうが、その専門家だかの意見を紹介したのは区長自身であり、まさに区長の見解なのではないでしょうか。
 ちなみにこの仕事納めの挨拶を記録したものは一つもなく、テープおこしはできませんでした。ただ、どうせ他でも同じようなことを言っているのではないでしょうかね。
 これは大きな議論を第一回定例議会でも引き起こしそうです。さし当たってご報告をば。
(10.1.7)
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