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10.2議会中継!【22】

認可保育園募集漏れ820名!!

 認可園募集漏れは前年比24%増。各会派からも質問がでていました。
 今年の認可保育園の一時募集でもれた幼児は820名。去年は660名と比べても大変な数です。
 この人たちはみんな認証保育や区の保育所などに入ることになります。保育料も高く、環境設備も良くない施設で。こういうのを不公平って言うのですよね。

解決策は不正の取り締まり?

 民主党の増田議員は、兄弟を持つ母親が兄がいる保育園に弟を入れられなかったという実態を議会で指摘しました。
 たしかに兄弟、姉妹を同じ保育園に入れられず、朝から保育園周りをさせられる親が急増しています。日本共産党区議団の質問にはそうした数は200名と区は答えています。
 そこで増田議員から繰り出された質疑は“不正をして保育園に入園する人がいる。これに対処すべき”というものでした。
 「そこかよーー!」って正直思いましたね…なぜ認可保育園の増設を求めないのか。

認証保育の落とし穴

 日本共産党区議団はこの間、認証保育園でなく認可保育園を造れと訴えてきました。
 なぜなら認証保育だと0〜2歳の保育が多く、3歳になって追い出されてしまうという想像を絶する事態に陥るからです。
 “民主党の議員は受け皿づくりを”ともいいましたが、やはり根本的解決になりません。保育環境も料金もしっかりとした施設をつくろうとしたら結局、認可保育園を造るほかないのです。

久々の区立認可保育園建設を勝ち取りました

 党区議団は10年以上前から認可保育園が足りなくなると警鐘を鳴らしてきましたが、このたび、久々となります区立認可保育園の増設が決まりました。清水の資材置き場を使ってつくられます。定員50名と小規模ですがまずは第一歩ですね。
 民主党が保育園の待機児問題解消の具体策に不正の取締りぐらいしかあげられないのは、減税自治体構想に賛成してしまうという矛盾が背後にあります。
(10.3.26)
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