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山田宏区長が4月中に新党結成へ
と報道されましたね。
まあ、この間区長は自分のHPにも“禊(みそぎ)でふんどしをしめて重大決意をしてきた”などと意味深かつ気色のあまりよくない発言をしていましたから、新党結成はすでにわかっていたことでした。
自身の出馬は『白紙』?
中田宏元横浜市長などが7月の参議院選挙に出馬予定とのことですが、山田宏「党首」自身の出馬は「白紙」と報道されていました。
しかしですね。この「白紙」というのが記者の言葉でなく、自身の言葉だとすると単なる「白紙」という言葉には受け取れません。
実は前議会でまさに山田区長の出馬問題が質問にされていたのですが、そこで区長は“まったく考えていない”と答えていたのです。前後の文脈から察するに“でません”と聞こえました。
その時点からの「白紙」ですから、本人の言葉であれば、むしろ出馬の方向に少し動いたとも取れるわけです。
今まで通りの自民党的社会観
日本共産党は日本の衰退の原因は、財界大企業による利潤第一主義の横暴によって国民がどんどん疲弊して、またさらに経済も疲弊するといった悪循環が起きていることや、財界の利益と結ぶ形でアメリカへの時代遅れの従属状態がいまだに維持されていることにあると指摘しています。この考えはいま、多くの世論の賛同を集め始めています。
しかし、これにたいし山田区長は日本の閉塞感の原因を、基本的に国民の「今さえよければいい、自分さえよければいい」という思想性の無さに問題があるとしています。だから彼はしきりに教育勅語の復活だとか、愛国心、愛郷心の強要をするわけです。
国民の心のせいだなどと前近代的な診断をして恥じないわけです。
診断が違うから処方箋も間違う
そして閉塞打開の具体策として、財界には大幅減税をし、庶民には消費税が必至などと大金持ち優遇、庶民いじめ政治を堂々と唱える人物です。また、中国や北朝鮮が襲ってくるからアメリカの軍事的支援が必要だなどと時代遅れの発言まで議会で行うアジテーターでもあります。そもそも診断がまちがってますから、処方箋が完全に間違ってしまうのですよね。
こうした山田区長をいまだにリベラルな改革派と報道するマスコミも問題です。私には彼らの正体を社会的に明らかにし、これ以上の彼らの害悪を広げさせない任務があると自覚し、今後もがんばりたいと思います。
(10.4.8)
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