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この国をおかしくしたのは誰か？�

　財界の横暴は大型公共事業にとどまりません。
　財界はさらに政治を買収して、国民に派遣労働など低賃金過重労働を押し付けることで膨大な利益をむさぼり、今度はそれを吸い上げられてはたまらないと法人税減税や高額所得者減税まで行わせてきました。こうして日本はおかしくなったのです。

財界の横暴を「努力」と描く山田区長

　今さえ自分さえよければいいとこの国を食いつぶしたのは財界大企業です。
　その財界大企業を「努力した人」と評価し、減税を呼びかけるのが山田区長であり、逆に国民を“なんでもほしがり屋”とばかりに描いて、消費税増税など「応分の負担」という名の庶民増税を主張するのが山田区長です。

政治の筋がなさすぎる！

　山田区長の新党を見て思うのですが、最近、中身は自民党となんら変わらないのに表面だけ取り繕って国民の味方のような顔をする…そんな政治家政党、あるいは新党の結成が多すぎやしませんか？
　日本には政治の筋がなさすぎます。「国民が主人公」という社会の基本的理念が備わっていません。
　だから「新党結成！」とか「改革派集団」とか表面だけ取り繕って正体をごまかす政治家がいますし、時の首相や政権党が公約を踏みにじって平気でいられる状態が続いています。
　よく見てみると、みんなの党にも、たちがれ日本…じゃない、たちあがれ日本にも庶民いじめの政治から抜け出せそうな基本政策は一つも見出せません。
　いまこそこういうパフォーマンスばかりの政治を変えなければいけません。

パフォーマンスに頼らないからこその力

　かといって日本共産党は、国民大多数の支持を集めている政党ではありませんから偉そうなことは言えないのかもしれません…しかし！国民が主人公という政治の理念、反戦平和という信念、そして政治の大前提ですが清潔さ、これらについては一度たりともブレたことはなく、他の政党の姿勢を正す資格を有していると自負しています。
　いよいよこの清潔でブレない力と、みなさんの大きな力が加われば、かならず政治は前に進むということを、私は真正面から訴えたいと思います。
（10.4.15）

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