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でましたね、創新党の基本政策…
山田区長ら“改革派首長”でつくった政党「創新党」…その基本政策がもうメチャクチャです。
すでに軽い企業負担をさらに軽く…
5年以内に消費税を10%に引き上げ、一方で法人税や所得税を下げるのですと。しかも“国際水準より低く”ですって。
現在でも大企業の実質的な納税率は国際水準として低い状態です。さまざまな大企業向け税控除や特別減税が存在するため、額面の税率よりもだいぶ軽くなっているのです。しかも税だけでなく社会保障における企業負担も他の先進国に比べて軽くなっています。今の時点で相当軽い日本の大企業負担をさらに軽くするなどはタックスヘブンをつくるようなものです。
恥を知るべき
行き過ぎたマネーゲーム経済、減税をちらつかせての高額所得者や企業誘致などは国際的に取り締まりが強化されている行為です。しかもそうした行動を経済大国たる日本がやるなど恥を知るべきです。
彼らはよく“日本人の誇り”などといっていますが、逆に恥も外聞もない集団だということがわかります。
共産党の意見には耳も貸さない姿勢
他にも「廃県置州」とか国会議員の数三分の一とか…いかにも画期的そうな、一般受けしそうな目玉政策を披露していますが、私的には“終わってるなあ”といった感じです。政策もそうですが特に私が“終わってるなあ”と思うのは指摘しても聞く耳がないことですかね。
山田区長は、納税や社会保障における日本の大企業負担が他国に比べて事実上軽いということは知らないのでしょう。だから私は議会でもそのことを指摘したことがあるのですが、彼は共産党の言うことなどすべて間違っているとばかりに聞く耳を持たないのですね。だから発展することがなく、まちがったことを猪突猛進でやってしまう…
こういうところで私としては山田区長らに、将来的な可能性を全く感じられないのです。
(10.5.8)
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