原田あきら：山田区長辞任。そして出馬へ。

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山田区長辞任。そして出馬へ。

　すでにインターネットで報じられましたが、山田区長が区長を辞任しました。
　本日、区議会議長に辞任届を提出。31日の臨時議会で受理するかどうかが決まります。
　本来、31日は新年度の議会に向けて議長選挙や常任委員会の配属決定など行うために設定されていましたが、まさか区長の辞任決定をする場になるとは。
　参院選には出るつもりだが、選挙区か比例かはまだわからないのだそうです。

選挙対策の議会前辞任かな

　選挙管理委員会の決定するところではありますが、これによっておそらくは参議院選挙と区長選挙、そして2名の区議会議員の欠員が出ていますので区議補選ということになります。
　ところで３１日の議会で区長辞任の承認があるわけですが、承認されれば即日辞任、もしも議会で承認されないと２０日間の期限を持って自動的に議会の承認を得ない辞任となるわけです。そうしたらその２０日間のあいだにある第二回定例議会にもしっかり出ることになるのですかね？
　私もこの議会で区長の政治姿勢を問おうと思っていたら、今日辞任されたんで質問を変えなきゃいけないんです。
　きっと選挙にまい進するためなのでしょうし…どうしようかな、承認…

なかなか手厳しい記者会見

　マスコミの論調などがどうなっていくのか気になるのですが、それを占う上で協の記者会見はなかなか興味深かったですね。
　区長は辞任について最近決断したといいました。さらに区長は“杉並改革はおおかた公約が実現した”というのですが、それをよいしょするかと思ったマスコミ各社から、“中田市長も山田区長も、創新党幹部が二人とも任期途中で職を投げ出した格好となり、批判も起きると思うがどう考えるか”とピシャリ。“日本創新党は支持率が低迷しているが危機感からの出馬会見か”などグサリ。
　高揚した区長は“国家財政の危機は夕張の一万倍！”“今は日本の危機、３年後に国がどうなっているか”と異様なまでに危機論をあおって自分を鼓舞していました。
　彼が行った先の末が気になりますが、今は何よりも参議院選と区長選がどうなるかでしょう。
（10.5.25）

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