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トリプル選挙での無効投票増加問題

 日本共産党区議団が区長と選管に申し入れ
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 本日、選挙管理委員会に無効投票増加問題についての申し入れを行ってきました。
 先の臨時議会でも物議をかもした問題…三つの選挙で四つの投票に際し、杉並区では参議院選挙の東京選挙区と比例選挙区の二枚を同時に有権者に渡し、さらに区長選、区議補選の二枚も同時に渡したため、投票用紙を取り違えて記入してしまう問題が発生していたのです。

申し入れ内容

 党区議団は今回の問題について、混乱を予想することができ、回避できた問題として指摘。今後、二度とこのようなことが起こらないよう選挙における投票方法の改善を要求しました。
 最後に聞いた話ですが、他の会派で同様の申し入れをしたところはなく、共産党区議団が初めてとのことでした。
 あれだけ臨時議会でもめていたわりには…

選管とのやりとり

 この間の経緯について選管とやり取りを行いました。なかなか興味深かったです。
 他の自治体では投票用紙一枚ごとに投票を行ったところもあり、そこでは大量の無効票発生は回避できました。
 杉並区では期日前投票において梅里中央公園の区民集会所など、4つの投票台を置くスペースがないところもあったそうで、二枚ごとの投票に踏み切りました。それでも期日前投票においては係りの職員が丁寧に教えてくれるため、さほど混乱はしなかったとのこと。ただ、選挙当日の混乱は予想できましたし、選挙当日だけ一枚ごとの投票にしても選挙運営上、問題はないのだそうです。

一枚ごと一人の職員がついていた

 今回わかりにくくならないように、一枚ごとに違う職員が投票用紙を渡していたとのことですので、一枚ごともらって投票する形式にしても人件費は変わらないとのこと。ただ、人はなんとか用意できても投票台は4つの投票分はないのだそうです。保管の在り方などについては考えなければならないようですが、やはり問題改善の余地はありそうです。
 対応した選挙管理委員会事務局次長は、一度に二枚の投票用紙を渡したことがやはり大きな原因であると認めていましたが、他にも要因があるかのようにも話していました。
 党区議団はやはり選挙管理上に問題があったと指摘し、投票用紙一枚ごとに投票する方法が最も重要な改善策であることを指摘してきました。
(10.8.10)
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