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他党との闘いより、まるでマスコミと闘っているよう…

 連日、民主党の総裁選がメディアを独占しています。

単なるお家騒動が「政治」に見えてしまう

 やっていることはといえば、ぼや〜っとした議論だったり、消費税問題でも普天間基地問題でも自民党政治がのりうつったような今までどおりの政策の応酬なわけであり…そもそも民主党内のお家騒動だったりするわけです。
 しかし、これが「政治」をしているように見えてします。
 小沢さんが首相になるかもしれないなんていう、議論するだけでも国民感情的には最悪の動きであっても、こうまでメディアが独占されると不思議な効果が生まれてくることが小泉劇場以来、知られるようになりました。
 つまり、「民主党は駄目だなあ。しかし、他党は全く存在感もないしもっと駄目だなあ」という効果です。

二大政党にとっても一筋縄でない情勢

 この話題でメディアが独占される中、自民党の影は相当に薄くなり、日本共産党に至るやマスコミを通した存在感は異常に小さくなっているのが実態です。
 ここまでくると闘う相手が民主党よりもマスコミになってくるような感覚にとらわれます。
 しかし、あらためて情勢を見返してみると、こういう事態にあっても先の選挙では“自民も民主もイヤ”という国民の投票行動が膨大に膨れ上がったわけです。去年の「政権交代」がかかった選挙でも日本共産党450万票とみんなの党が300万票を獲得し、合わせて750万票。これは自民党の得票の半数以上。そして今回はみんなの党と日本共産党が獲得した“自民も民主もイヤ”票は合計で1150万票となり、1年で大幅に拡大していることがわかります。二大政党にとって一筋縄ではいかない情勢であり、他の野党にとってチャンスであるということは引き続き言えると思います。

日本共産党の存在感を今考える

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 減税自治体構想での街角緊急対話宣伝。こういう政治活動が大事です。
 いま、“自民も民主もイヤ”という世論が形成されていくと同時に、みんなの党の大躍進など見てもそうなのですが、国民の目がマスコミを通じて右左、上下と動く実態があります。こうした様子をみて、“自分はマスコミに左右されたくないし、もっと違う政治を求めている”という人たちが多数生まれてきていることも事実です。今、こうした人たちにこそ存在感を示すことが私は重要になってきていると考えます。
 こうしたマスコミに左右されたくないという人たちは、まさに巨大マスメディア以外の情報から政党の良し悪しを判断しようとする人たちであり、日本共産党の得意とする日常活動というものが響く人たちです。
 日本共産党の存在感は今、ここから作り出していくしかないと私は考えるのですね。こういう議員個人のHPや、地域ニュース、街頭での演説など、地味かもしれませんが私たちの主張を確実に共有できる場と方法がいくらでも今横たわっているということを言いたいですね(なによりも自分に言い聞かせてます…)。昨日今日のニュース番組など見ていて、つくづくそう思うのでした。
(10.9.2)
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