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小池あきら氏が都知事選に!
日本共産党の小池晃氏に「革新都政をつくる会」が出馬要請しましたね。
同時に東国原氏の出馬報道も出ています。都知事選は4月10日、待ったなしの状況になってきました。
石原氏の蛮行
石原都知事はこの間、「何が贅沢かといえばそれは福祉」といって、さんざんに東京の福祉を切り捨ててきました。介護、医療、保育、教育、障害者施策などに徹底的な攻撃をかけてきた挙句、新銀行東京なんてとんでもない銀行の経営に乗り出して千数百億円もどぶに捨てたりしています。
こうした石原都政を転換する都知事候補が必要と叫ばれていますが、一方でマスコミなどを使ったイメージ戦略によって「ハッキリものを言える人は石原さんだけ」などと、石原都知事が何についてハッキリ言っているのかもわからずに評価する潮流もつくられており、自公民が相乗りする形でそれはそれは強大な陣地を築いています。
そのようななか、石原都政の転換を求める統一的候補者がたてる必要があるといえます。
「革新都政をつくる会」とは
かつて東京に、社会党や日本共産党などが統一して候補を立て、見事に三期12年の革新都政を作り上げた時代がありました。革新都政をつくる会はその流れをくむ団体です。
しかし、1980年に社会党が公明党と手を組み(社公合意)、共産党を排除する方針を固める頃から全国で革新自治体は崩れていくことになります。
それでも革新都政をつくる会は、(名称は多少の変更がありましたが)革新都政がつくりだしたこの国の優れた福祉施策、平和への貢献政治を守るため、活動を続けました。そして今回、我らが小池あきら氏(党政策委員長)に出馬要請がなされたということです。これまで日本共産党の人間に白羽の矢が立ったことはありませんでしたから、わりと驚くべき出馬要請でした。まあ、それだけ小池あきら氏の人望は日本共産党の支持層を超えているということでしょう。
革新統一候補にできるか
さて肝心なことは、小池あきら氏という一般的にも人気のある政治家であるとしても、やはり日本共産党の政治家であるという点で、社民党系や革新無所属系の政治家たちが一致団結して応援できるかどうかです。
革新政党としては日本で最も大きな勢力を保つ日本共産党。党員は40万人で、革新勢力が独自に情報を伝える媒体としては日本一である部数150万部の「しんぶん赤旗」をもっています。
ただですね、そうはいっても共産党が大嫌いな革新勢力もたくさんありましてね。珍しく庶民的候補者を立てたとしても、周りの革新勢力が応援の側に回るかというとそうはいかない。
待ったなし!の時期突入
私が思うにもしもこれで一致団結できれば、“あの共産党の候補者で、社民も他の革新系政治家、文化人も一つにまとまった”となれば、それは大きな話題になると思うのですがね。そういうのを国民も待っていたりしませんかね?
さ、あと二ヶ月です。待ったなしの時期に入ってきています。
(11.2.6)
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