原田あきら：おかしくないですか？杉並警察…

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おかしくないですか？杉並警察…

　なにやらぶっそうなタイトルですが、ほんと腹が立ちます！
　私はマイペースながら４年間を通して駅頭で朝の演説、区政報告をやっています。しかしながら、さすがに区議会議員選挙の前になるといろいろな候補者が駅頭に立ち始めますね。私もおちおちマイペースで駅頭に立てなくなってきてしまいました。
　さて、そんななか…投票日の３ヶ月前あたりになると必ず警察から電話がかかってきます。「そろそろ選挙活動とみなされる時期ですのでのぼりを下してください。」「警告しましたよ」って。

“選挙前だからのぼりを下げろ”の不思議…

　は？
　逆ではないですか？とみなさんお思いになるでしょう。どういうことかというと…
　公職選挙法では選挙の公平性を期するために告示日や公示日前の選挙活動を禁じています。ただし、選挙活動ではない政治活動は（もちろん憲法にも保障されているので）やってもいいということになっています。ですから警察や選挙管理委員会は、それが選挙活動なのか、政治活動なのかを見分けなければならないわけです。つまり、警察は選挙3か月前に入って、これから先の個人名を書いたのぼりは政治活動ではなく、選挙活動となるのでおろしなさいという指導をしたわけです。
　はっきりいって天下の愚法なわけですが、まあ、一応法律ですので守らねばならない…ということで私は写真のように党名だけのノボリに変えたわけです。

具体的に注意されていたのはうちだけ！？

　ところがですよ、この間の金曜日に新高円寺駅に行きましたら、自民党も公明党も個人名入りののぼりを立てているじゃないですか？
　これはおかしいと思ってある議員に聞いてみました。警察から違法って言われなかったって？そしたらですよ。その議員は“そんなことはいわれていない”とのこと。さらに個人名が入っていても、党名が入っていればグレーゾーンに入る”といった見解を頂きました…
　はあっ？まさか違法だと指導され、「警告ですよ」なんて脅かされていたのは日本共産党だけ？信じられません…。
　こちとら４年間朝の演説をやってきて、他の党はそれこそ選挙前になっての演説をやっているのですよ。どちらが選挙活動なのか見分けがつかないのでしょうか。
　とりあえず、これが事実かどうか確かめなければなりませんね。

他の国のことばかり言ってられない

　日本のマスコミはよく中国とかアフリカの独裁政権を批判したりしていますが、他の国のこと言えた義理ですかね。こうやって政党で差別して取り締まり、ときには日本共産党のビラを休日、自宅近所で配っていただけの公務員を逮捕したり…
　さすがに腹が立ちますよね。本当に納得がいかないので、杉並警察に聞いてその答えはまたこのＨＰで載せることにしたいと思います。
（11.2.27）

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