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福島原発の原子炉が冷却できない!!
&区内の被害状況について
左から右に燈篭が倒れているのがわかりますか?
極めて重大な事態です。どんなことがあっても炉の冷却ができなくなることはないはず…
でした。
なにがあってもそういう状態をつくってはならない…そんなことが今、現実に起きています。
避難命令を出した枝野官房長官は避難命令について「万が一に備えた指示」といいましたが、いままでは万が一にも危険はないと東京電力は言ってきたのです。
みなさんはもう、鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」を絶対見なければなりません。まずは、落ち着いて映画を観れるようになんとかこの原発の事故状態を止めてもらいたいです。
被害現状
現在深夜二時になろうとしています。
夜から地域の方々に、とくに高齢者に「大丈夫ですか。」と見回りをしてきました。
杉二小前の熊野神社では大きな燈篭が崩れていました。こうした建物の損壊が20件ほど。
瓦がずれていたのを業者と一緒に直していたら壁から落ちて救急車で運ばれたりと、いまのところ二件のけが人情報。
また、ディズニーランドに行っていた阿佐ヶ谷中の生徒らが現地の小学校に非難させてもらっているといった情報もあります。
防災本部。今夜は長かった議会の打ち上げのはずでした。
12時半ごろ、杉並区の防災対策に行きました。すると部課長がそろって会議中でした。夜通し行われると思います。
杉並区は南相馬市と防災協定を結んでいます。が、現在南相馬市に何をしていいのか、下手に動けば邪魔になるという事もあるので待機せねばならない状況らしいです。
青梅街道はすごい数の帰宅困難者でした。
杉並区は小中学校に設置された避難所を帰宅困難者の宿泊施設に開放することを決定しました。私もマイクなどで帰宅困難者に伝え、20人以上は阿佐中に送りました。
多くの帰宅困難者を助けた阿佐ヶ谷中学の避難所。
80歳で西東京市に帰る高齢者とか、ベビーカーを押したお母さん、千葉の若者に、京都だなんて若者もいたりして(京都じゃもともと帰れないよな…)すごく喜ばれました。
深夜に至るまでずっと区職員が看板を掲げています。
そう言えば区はみそ汁の差し入れも出していましたね。帰宅困難者には本当に喜ばれたと思います。こういうところでこそ、杉並らしさを十分にアピールしたいところですね。明日も報告が続くでしょう。
(11.3.12)
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