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南相馬へ杉並が救援隊!

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 役所のソファで寝泊まりしている危機管理室長
 もう、みなさん知っていますかね。災害協定を結んでいる南相馬に杉並が救援隊を派遣しました。
 関東への大震災があったら南相馬からお米や野菜が届くはずでした。その南相馬が危機的状況にあるとき、杉並で何かをしたい!誰でもそう思いますよね。

原発危機による支援の遅滞

 日本共産党杉並区議団はおととい田中区長にたいし、震災対策で新たに見えてきた課題など申し入れを行いましたが、その第一が南相馬住民への救援活動でした。現在、市内の半分が福島原発危機による屋内退避状態となっている南相馬市。そのため、支援物資などが届かなくなり大変な状況に陥りました。
 これまでは原発の問題でなかなか近づくことができなかったのですが、しかしこうなってはもう見過ごすことはできない!となり、申し入れの際に「次の日に支援部隊を送る」と言われました。

「志願」の重み…区職員の頑張りに敬意

 支援部隊とはいっても、実態は「救助隊」です。
 なんたって南相馬の屋内退避となっている地域にバスで向かって、足止め食らっている住民を乗せて帰ってくる…当然ですが区のやることとしては前代未聞の荒業です。
 このため、その任に当たる職員はなんと「志願」。申し入れの際、田中区長が答えました。その田中区長も先日、南相馬入りをしましたが、杉並区役所が「志願」を募ってそうした任務に当たらねばならないという事の重大性について深く考えさせられました。自衛隊とかハイパーレスキューとかなんとなく遠く感じる人たちの話(本当はすごく身近だったりしますが)ではありません。区役所の職員の話ですよ。
 共に、この間の区職員の頑張りに敬意を表しましょう。

区の保養所「コニファー岩櫃(いわびつ)」へ

 マイクロバス一台と大型バス二台をチャーターし、“救出”に向かうこととなりました。
 そして400名の南相馬市民を、区が同じく災害協定を結んでいる群馬県東吾妻町にあるコニファ岩櫃に送り届けました。区の保養所ですから超快適です。
 また、同じく災害協定を結んでいる小千谷市にはなんと1000名の南相馬市民を受け入れてもらえることに!
 こういうのホント大事ですよね!!
 あまりに被災地から遠いので、被災者のことを考えると、いつまでもというわけにはいかないのでしょうがまずは身体だけでも落ち着けて頂けたらと思います。
(11.3.20)
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