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燃料棒がほとんど溶融!?

 じゅ、重大な事態です…完全なメルトダウンです。一号機においてはもう燃料棒は全て解け落ちているってことです。
 核燃料と制御棒とそれらを覆う被覆管と全てドロドロに溶けて、まわりの容器も溶かして落ちて固まっています。

再臨界だって危うかった

 つまりですよ、溶け落ちたの材料の混ざり具合が悪く出て、核燃料が偏って溜まった部分があれば核分裂反応が起きていたということ…地域住民は20キロではきかないほど逃げていなければならなかった事態だったということではないですか…いや、ここまで情報がめちゃくちゃな東電のことですから何が起きているのかは全て半信半疑になってきました。

発表されていた情報は何?

 1号機の水位の数値が完全に間違っていたことから2、3号機の水位についても「信憑性が高くない」とのこと。よもや三原子炉同時メルトダウンという事態になっていることも。
 しかしですよ、じゃあこれまで発表されていた「水位」って何だったのかということです。
 実は当初から計器が壊れていて、原子炉内の水位や圧力、さらには放射線量もはっきりした数値は分からないじゃないかという指摘が外部の専門家らから指摘されていました。それでもかなりはっきりと、東電が水位はこれだけ、燃料の露出はこれだけです…と数値を示してきたので「まあ、そこまでいうなら東電はそれなりの、計器に変わる何かを持っているのだろう」と理解してきたのです。それがまったく誤った情報だったとは…本当は「誤報」などではなく、何の根拠もない「まっかなウソ」だったのではないですか…と言われても仕方ありません。

完全独立した専門家の監視、対策組織を!

 もう東電の管理ではだめです。はっきりしたのではないでしょうか。
 東電の情報、東電職員らの動き、そしてなによりも原子力危機への対応指揮を東電以外の専門家集団にやらせるしかないのではないでしょうか。
 少なくとも1年以上はこの危機状態が続きます。あらたな原子炉の問題、ほかにもさらなる地震や台風などなど今後も様々な事態が福島原発にはおこります。信用ならざる人たちに、本当にこのまま原発危機を任せていていいのか、いよいよ問われるのではないでしょうか。
(11.5.13)
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