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民主党杉並区議団が 「東電お抱えの原発接待旅行」!?

 民主党杉並区議団が東電お抱えの接待視察をうけていたと報じられました。
 この記事をインターネット上に掲載したのはフリージャーナリストの三宅勝久氏。この間、杉並の政務調査費問題を「すぎなみオンブズ」という市民団体と共に追及してきた人です。

2008年に5区議

 氏によると、2008年5月、民主党杉並区議団の東電OBの安斉昭(あきら)氏をはじめ、小川宗次郎・河津理恵子・増田裕一・田中朝子(元区議で現在みんなの党に移って神奈川で活動)の5議員が�「東通原子力発電所」(東通村・東北電力および東京電力)�「岩屋ウインドファーム」(東通原発に隣接、ユーラスエナジー岩屋)�「リサイクル燃料備蓄センター」むつ市・リサイクル燃料貯蔵)�「原子燃料サイクル施設(六ヶ所村・日本原子力発電)を視察したということです。
 いずれも東電に縁の深い施設…と三宅氏。

3万円で東京と青森2泊3日?

 この視察、東京⇔青森を二泊三日で3万円の区議負担だったそうです。5名中4名が政務調査費からこの3万円を支出したとのこと(田中朝子氏は自費)。まあ、しっかりとした視察であれば、政務調査費を使ったとしても問題はないわけですが、この記事の興味深いのは多くの費用を東電が持ったのではないかと指摘しているところです。
 たしかに3万円は安い…三宅氏はこの行程なら10万近くかかったのではないかと指摘します。そこで安斉あきら議員が記した「公文書」には「2泊3日の経費については、主催者である東京電力と協議を行い宿泊費や現地で要した交通費などを協議して負担したものである」と書いてあったそうです。「公文書」って視察報告書のことでしょうか?まあ、三宅氏の指摘する通り、東電がこの視察にカネを出したってことですしょうね。

「8割パクリ」の視察報告書!?

 そして、何よりもこの記事の指摘で問題になりえるのは視察報告書の8割がパクリだと指摘する点です。
 この東電関連施設の視察について政務調査費を使ったことが是が非かと言われれば、百歩譲って微妙としましょう。
 しかし、視察報告書というものがパクリであったとすればこれは問題になります。しかも、“視察費用の多くが東電もちがゆえに結論ありき”となれば区民の納得は得られません。
 さて、視察報告書には「所感」といういわゆる結論部分があるのですが、この民主党の「所感」の冒頭はというと、

「原子力発電については(中略)必要不可欠」

と書いてあったそうです。
 ついでにいうと、先の議会で東電や国に、杉並区がかけた経費を負担させようとする要望書案に、自公とともに民主党杉並区議団も反対しています。
三宅氏の記事【http://www.mynewsjapan.com/reports/1470
(11.7.25)
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